トランプ大統領が返り咲きした。
あんな男に投票するなんて何考えてるのかと言う人たちがいるけれど、あんな女が対抗候補者では勝てるわけがない。石破茂が駄目だからと高市早苗なんかに投票できるか、というような話である。
これでアメリカの政治はひどくなって外交にも影響すると言っている人たちがいるけれど、ほとんど変わらないはずだ。せいぜいウクライナのタレント大統領が不安に苛まれているくらいだろう。
そもそも共和党でも民主党でも同じである。
どちらの大統領でも、やることは変わらない。すでに具体的に照明されているし、そうなる構造がある。すべては大資本のため。特に戦争をするため。そのための二大政党制である。
かつてアメリカでは社会党と共産党が相当の勢力を持っていたが弾圧され、憲法違反という訴えは、司法も資本家に支配されてるので無視されたという歴史がある。
そして日本をアメリカと同じにする策謀があった。
だからマスコミが大々的に二大政党制のため小選挙区制にしろと宣伝した。表向きは「リベラル」で「非自民」を装い、政権交代しやすいと嘘を垂れ流した。その前から小選挙区制は改憲と軍国化ファッショの意図であると反対されてきたが、それを知らない政治的無関心層に向けて、マスコミとくにテレビとくにテレビ朝日が虚偽宣伝を連発して騙した。基礎知識の無い俄か政治好きが釣られて、アメリカの支離滅裂な外交のため日本は振り込め詐欺に騙される高齢者のような状態である。
しかし、こういう実態は、大資本に操られるマスコミに騙されている人たちには理解不能ということである。政治オタクほど見事にひっかかって、小沢一郎から枝野幸男までの食わせ屋どもを妄信したのだった。
これは功を奏した。
共産党と社民党は国会で少数派になった。
もともと少数で今も勢力が弱いというのではなく、それ相当である割に国会では弱小となったのだった。
こうするのが最初から目的であり、対米隷属をさらに促進させて、国民は生活苦に喘ぎながら高い税金をふんだくられて、日本国民のためには使われず、大資本と軍事産業ばかり潤っているというわけである。