- 井上靜
- 2022年3月21日
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なんでもいいからレッテル貼り攻撃して優越感に浸りたい人で、理科系の人なら「偽科学」、人文系の人なら「陰謀論」というのが相場のようだ。
そして前者はとうに流行遅れで、後者が今のところ流行のようだが、どうせ一時の流行り廃れで長くは続くまい。この手の話は昔から指摘されているとおり「サブカルチャー」に属するものだ。
かつて陰謀組織といえば「フリーメーソン」だった。
また卒業式の季節とともに「地下鉄サリン事件」の日が到来したが、この一連の騒動を起こしたオウム真理教も、陰謀組織という意味でフリーメーソンを持ち出していた。このあたりから、フリーメーソンも広報のため前に比してマスコミの取材に応じるようになった。勝手な利用をされてはたまらないということだろう。

このフリーメーソンとは古くからある団体で、結束を強めるため「秘密主義」をとっているのであって「秘密結社」ではないのだが、秘密結社の代名詞のように言われた。
しかも古い版の「広辞苑」までフリーメーソンを「秘密結社」と記述していて、この部分は後から改訂のさい削除していた。ただし、もともと広辞苑は質が悪いと言われていた。大規模辞書の代名詞のように言われているが、老舗というだけで内容は伴っていない。朝日新聞の「天声人語」と同じである。
007のスペクターや仮面ライダーのショッカーのような謀略の組織だと囁かれる相手が実在だと差し障りがある。
そこで、例えば「Qアノン」とか新しいネタが出来る。これもあくまで象徴的に言われていたはずだった。ところが、そのうち関係者と名指しされて苦笑する人まで出るというわけだ。