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​炬火 Die Fackel 

  • 執筆者の写真: 井上靜
    井上靜
  • 5月2日
  • 読了時間: 2分

 「自衛隊の歌姫」と言われている人の騒動について。

 あの経歴からすると、ああでもしないとチヤホヤしてもらえないんだから、その必然的な結末だと笑ってるだろう、おそらく東京芸大を出た人などが。日本の私立の音楽大学を出てプロの音楽家になるのはまず無理だから。

 それで私立の音楽大学は、どうせプロの音楽家になれないしツブシもきかないからというわけで、女子はよく在学中にお見合いしていて、ピアノ科と声楽科は実質が花嫁学校になってる。


 しかし自衛隊か警察の楽隊に入る道がある。

 それでパンフには制服着た卒業生の写真が載っている。企業に就職がないから自衛隊か警察にというわけだ。つまり私立の音楽は右翼系・武道系の私立大学と同じなのだ。

 それが今回の鶫3等陸曹騒動の根源である。



 そもそもプロになりたくて音楽大学まで行く人は最初から自衛隊に入りたいなんて思わない。

 肩に襟章の制服じゃなく肩を出したドレスで舞台に立ちたいものだ。この件で、自民党が悪いのに貴重な人材を叩くなと言う人がいるけど、自衛隊に入る程度の実力の歌手なら代わりはいくらでもいる。

 だから自衛隊はトカゲのしっぽ切りの態度に出てるのだ。


 「自衛隊の歌姫」なんて言わばアイドルである。

 そして彼女は、とうがたってきて姥桜だし声帯の衰えも気になる年齢であるから、ますます権勢に媚びて自民党のため国歌を唄ったのだろう。

 だが、今回の問題が起きてしまい、そこで自衛隊としては、そろそろ取り替えの時期だと判断したはず。代わりは掃いて捨てるほどいるし。

 こうしてみると、彼女は惨めな存在である。

 
 
 

更新日:4月17日

 自民党大会と自衛隊音楽隊の問題。

 もちろん鶇真衣三等陸曹が自民党大会で国歌を歌った件である。自衛隊法の第61条で政治的行為への関与を禁止が規定されていて、これをうけて陸上自衛隊の第14音楽隊HPにある依頼ページでも、政治的活動に関与する恐れのある場合は「依頼を受けることができません」と記載されている。

 しかしこの三等陸曹は自民党と密接な右翼団体が主催する政治的な集会にも出演していたことが、これを期に指摘されている。



 かつて拙書で、この問題には触れている。

 防衛医大の場合は: ドキュメント医療裁判 https://amzn.asia/d/0gDWk513 #Amazon 

@Amazonで述べたことだが、交響楽団のオーディションに落ちて自衛隊音楽隊に入ったら新聞を産経に変えた人とか、自衛隊はなんでも政治的に中立であるべきなのに実態は違う。これが自民党大会で露呈したということ。

 また、非常識な外科手術で手が動かなくなり芸大受験が出来なくなった被害の国賠訴訟で、防衛医大の関係者らは「どうせ大した才能じゃなかった」「どんな才能もメスでチョンだから医者って凄いなあ」「所詮は芸人すなわち河原乞食になり損なっただけ。そんなことで社会的地位の高い医師が責任を問われる筋合いはない」などなど嘲笑と居直りだった。


 しかし国立〜洗足〜自衛隊音楽隊、というのが御愛嬌だ。

 知り合いの女性で自衛隊音楽隊に入った人が「トーホーでもキリトモじゃないから」と言っていたのを思い出す。

 これは実際、私立の音楽大学の中には、音大なんて卒業しても就職が無いと言われるけれど 自衛隊がありますよ と 入試要項で謳っている所がある。音楽隊の制服を来た卒業生の写真が載っていたり。

 なるほど、これだから防衛医大は「川原乞食」と言ったのだろう。


 それはともかく、自衛隊の音楽隊員が制服を着て演奏をしても、公的な行事なら問題ない。

 けれど、自民党の行事だったわけだ。演奏したのがどんな唄でも関係ないし、唄であるかどうかも関係ない。なんであれ出演したことが法律違反になる。政府ではなく一政党なのだから。

 ところが、自民党も自衛隊も、党イコール国だと思っているわけだ。これが中国のように、中国共産党が政権与党となって他党は別の仕事をするから議席を保障する、という形になるよう憲法で規定されている国であれば、そういう決まりだから違法ではないけれど、日本の政治制度は違う。

 なのに、自民党と自衛隊は党も政府も同一であるという態度だ。


 これは音楽だけの問題じゃ済まない。

 自衛隊は昔から、選挙で合法的に政権交代しても左派の政権ならチリのように武装叛乱で潰すと公言していた。だから危ない。スペインやギリシアでも同じことがあった。市民に対する大虐殺に発展したのだった。自衛隊は、女子供でも容赦なく銃撃する「ヒューマニズムの克服」が必要だと機関紙で説いていたほど。

 そんな自衛隊の、元々の危険な組織体質が露呈した自民党大会だった。

 
 
 
  • 執筆者の写真: 井上靜
    井上靜
  • 2025年3月30日
  • 読了時間: 2分

更新日:2025年4月4日

 港南ストリートピアノ設置者が顰蹙を買った。

 誰でも弾いてよいピアノで、つっかえてばかりいる人達のため、設置してあるフードコートの客から苦情があるので、練習は自宅でやって、つっかえずに弾けるようになってから来て欲しい、という声明を発表し、それが守られなければピアノを撤去すると言うことだった。

 これでは上手な人たちに無報酬で演奏させたいと言うも同然の図々しい話だから、さっさと撤去したらいいという声が上がっていた。



 長時間の使用は遠慮するように言えば良かった。

 それなら、練習は出来なくなる。また、一曲なら時間は短い。それが真摯であるならヘタクソでも頑張って一曲通して弾けば拍手も起きるはずである。

 これを言ったうえで、弾き始めたら、つっかえてもいいから最後まで弾くよう頑張ってください、途中で止めると聴いている人が中途半端な感じに不快感を持つことが実際にありましたので、どうかよろしく、と。


 練習するピアノは別の問題だ。

 あの高橋悠治さんは、プロの演奏家だけど自宅にピアノが無く、公共の場で練習していることを誇っていた。学校などで、誰でも練習できるよう一緒に開放するべきではないか。

 自分の小さいころ、住んでいた東京都内の街では、近所に芸術家や学者など「文化人」が多く住んでいて、うちのように親の勤め先の社宅住まいでピアノが置けないところの子供が興味を持つと快く使わせてくれたものだ。

 それが埼玉県に引っ越したら、そういうことが出来なくなってしまった。自宅にピアノがある家は、うちの子と他所の子の差をつけたいから、持っていない家の子に使わせてなどくれないのだ。何から何まで「さもしい」土地柄だった。


 港南ストリートピアノの一件も、設置者が「さもしい」感じがする。

 
 
 
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