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​炬火 Die Fackel 

 朝日新聞が空々しい『社説』を掲載した。

 「皇室典範の改訂を強行すれば禍根を残す、総意離れた暴走やめよ」という内容だ。

 その要旨とは、皇室典範改正案が「国民の総意」はおろか、「立法府の総意」からも離れていて、将来の女性・女系天皇への道を封じ、男系男子での継承への固執は明らかであり、このような内容の問題に加え「静謐な環境」も失われているから、成立を強行すれば禍根を残す、とのことだ。

 いちおう社説ではあるが、ここに社の独自性が読めない。



 昔から朝日新聞は宮内庁とべったりだから、この社説は宮内庁の意向だ。

 それで、宮内庁から皇室の情報をもらって「スクープ」を続けてきた。この商売に差し障りがないように、常に宮内庁の顔色を伺ってきたことは、ジャーナリズム問題に関心がある人たちにとっては常識である。 

 もちろん、社説の指摘は正確な事実に基づくものであり、内容的に正しいけれど、宮内庁の威光を笠に着ないと政府を批判できない朝日新聞ということでもある。



 日本弁護士と東京弁護士会は「国旗損壊罪」に反対する声明を発表した。

 すでに散々言われてきた国民の「内心の自由」や「表現の自由」を侵害するおそれがあると批判する声明である。そのとおりではあるが、今さら言っても遅い。

 昔から、各弁護士会と日弁連は、ファッショ的な法案に対して、いつも安全なところから反対する声明を発表するだけで、反対したために権力から迫害されてる人を弁護することは絶対なく、逆に権力と一緒になり迫害に加わる。

 だから反対なんて嘘である。


 このような似非良識によって日本は偽装されているのだ。

 
 
 
  • 執筆者の写真: 井上靜
    井上靜
  • 4月23日
  • 読了時間: 3分

 オウム真理教事件の当時、空中浮揚して見せる弁護士がいた。

 これは、オウム教の教祖が信者に空中浮揚して見せたことに対して、自分でも出来ると言ってのことだ。ちょっと得意になっている様子だった。

 それが最近、これはあの時の印象だけでなく、やはりほんとうに得意になっていると確信させることがあった。なんとSNSのアカウントに、空中浮揚して見せる自分の写真を掲せていたのだ。

 これを知ったのは、その弁護士が他の弁護士を批判するなどの行為があって、それに反感を持った人達が騒いだため、であるが、その騒ぎには関心がない。



 この弁護士はオウム真理教事件の当時テレビに何度も出ていた。

 そのさいの言動が「気持ち悪い」と不評だった。ただし、あの当時テレビに出てオウム真理教を非難する人達は、だいたい評判が悪かった。そんな連中しかいないのかと言ってテレビは批判されていた。それは番組を製作する姿勢が不真面目だから、そんな連中ばかり出すのだと指摘されていた。そんな中の一人が空中浮揚して見せる弁護士であったにすぎないが、その弁護士はカメラ目線で奇妙な語りをするから、この方がよほどカルト宗教的だと言われて気持ち悪がられたのだった。

 そこで問題なのは、その弁護士がオウム真理教を批判するネタとして、自分だって空中浮揚することができる、という的外れな話をしたからだった。   

 

 あの教祖は、空中浮揚を超能力のように言っていた。

 これに対して、その弁護士は「私にもできます」と言った。まるで自分にも超能力があると言っているように。もちろん、超能力なんてありえないとの前提で、超能力はトリックだと言いたかったのだろう。そう言えば済むことであるから、なにも自分で空中浮揚して見せる意味はない。

 なのに無意味なことをして見せるから、オウム真理教の信者は否定して言った。教祖は浮揚すると空中で停止したうえでゆっくりと降りてきたのであり、その弁護士のやっているように飛び上がるのとは違う、と。

 これも、一旦飛び上がれば後は力を入れて似たような動きができるのだから、念で浮く超能力である証明にはならないけれど、その弁護士が超能力であることを否定しようとして「私にもできます」なんて言うから、それを否定しようとして信者が言い返したのだった。


 そもそも、教祖が信者を得たのは超能力によってではない。

 あたりまえである。宗教は先ず教義を信じることから始まるのだから。そして実際にどうかとは関係なく超能力だと信させることにも成功したのだ。他のことも信じさせたうえで。

 それに対して超能力ではないと言っても本当の否定にはならない。「鰯の頭も信心から」というやつで、いくら鰯の頭を否定しても信じる心の否定にはならない。なのにあんなやり方をするとしたら、その弁護士も空中浮揚を超能力と称して教祖になって信者を獲得できてから実は嘘だと告白して騙されてはいけないと言うことで始めて否定になる。でも、それは無理だろう。あの教祖にはカリスマ性があったのだから。喩えば、アイドル歌手の歌唱力に対して、その程度なら自分だってと不細工なオッサンがカラオケで歌ったところで恥ずかしいだけ、というのと同じである。


 これはオウム真理教事件の当時から視聴者に指摘されていた。

 あれから随分と経過したというのに、その弁護士はサッパリ気づいていないということだったのだ。これをSNSのアイコンに載せている空中浮揚の写真から知った。

 そして困るのは、そんな宗教の厄介さと信教の自由などの法的な問題について、弁護士がまったく解っていないことに、なのだ。解からない弁護士は圧倒的に多いが、それでもマスメディアが不真面目に取り上げるから、なおさら迷惑するのだ。

 
 
 

 『しんぶん赤旗』のスクープ。

 スマホのロックを解除して個人情報を抜き取るイスラエル製の機器を防衛省が納入する予定であることが判明した。

 この機器はイスラエルにあるセレブライト社のインサイエッツ製で、同社はイスラエルの元軍人や元諜報機関職員が在籍している。



 自衛隊内で犯罪捜査をする警務隊が使用する。

 しかし自衛隊としては犯罪捜査のためだとするが、現実は違う。かつて自衛隊は、内部の不正を告発したと疑いをかけられた隊員に携帯の提出を強要したことがあるから、不正の告発をされないように監視する手段になりかねない。

 また、イスラエル製品を購入すると、ガザの虐殺やイランを攻撃する同国を間接的に支援することにもなると、同紙は指摘している。ただしインテル入ってる機器を買えば同じことだが。それはともかく…


 日本共産党の志位和夫議長の発言。

 この記事について「驚きの一面トップ」とし、「陸自はイラク戦争に反対する広範な市民を監視し、詳細な内部文書を作っていた前歴がある。こんな機器を持てばプライバシーを侵害した市民監視が大規模に行われる危険がある。許してはならない」とSNSで指摘した。

 もっともだが、ただ疑問なのは、そこで同紙は「『しんぶん赤旗』の応援購読をよろしくお願いします」と言い、同議長はいつも「力をあわせて一緒に政治を変えましょう」と呼びかけることだ。


 当方も、防衛医大訴訟の時から陸自に監視された。

 まず弁護士との電話が盗聴されていた。これについて人権救済申立をしたが、東京弁護士会は途中で「ケツまくった」態度になった。また警察からは令状なしガザ入れと暴行を受けた。これらのうち監視に関しては一部マスコミが取り上げ『赤旗』も記事にした。

 しかし後に国賠訴訟で追及しようと共産党系法律事務所の弁護士に相談したら、権力と対立したくないと皆が逃げてしまったのだ。


 もとから、権力からデータを強奪される被害はあった。

 これは自衛隊でも警察でもよくやることだ。共産党の国会議員も被害に遭っているし、一般市民にも被害者はいる。ところが、これに対して共産党系法律事務所の女性弁護士は「スマホを盗られたのではないからいいでしょう」と相談した市民に言い放ったのだ。このような場合は物品より情報のほうが人権侵害として深刻である。まして国家権力による行為なのだから。

 まったく、自分の言っていることが法律家としていかに恥ずかしいことか自覚してないことに呆れさせられるけれど、権力と対立したら怖いという思いが先に立つのだ。


 メディアが頑張っても法曹が駄目。

 だから、こんなことになる。 だらしないのは野党でもマスコミでもなく実は弁護士である。『赤旗』が書くだけで、その後にリーガルな追及をしないのでは空振りになる。

 なのに「『しんぶん赤旗』の応援購読をよろしくお願いします」と言うだけでは売れさえすればいいことになるし、「力をあわせて一緒に政治を変えましょう」と呼びかけるだけでは空々しい。


 ところで弁護士の稲田朋美議員が検察に怒って話題だ。

 冤罪事件と法制度の問題で検察を厳しく批判したからだ。もともと弁護士の国会議員だが、同じ弁護士の国会議員では社民党の福島瑞穂議員がよく追及していたことを、自民党で最右派の稲田朋美議員が言っていることに驚いた人も少なくない。これについて稲田議員は政治的左右の問題では無いとし、検察に睨まれたら国会議員もガサ入れ一つで潰されてしまうからみんな及び腰だけれど、ここで臆病風に吹かれて引き下がることは出来ないから覚悟を決めていると言っていた。

 そうして見ると、防衛相としてはお粗末だったものの、この法曹に関わる姿勢だけは稲田朋美議員は真っ当である。少なくとも共産党系法律事務所の女性弁護士なんかよりは遥かに立派である。

 
 
 
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