陸上自衛隊下関基地隊が杉田水脈議員を招いて講演させた。
他にも国会議員がいるのに、差別発言で国際的に顰蹙を買っている人を起用しているのだから、自衛隊は差別に寛容なのか、この問題に鈍角なのか。そう批判する人たちがいる。
そうではなく、差別と暴力と女性蔑視が自衛隊の本性なのだ。
女性の自衛官が性暴力を受けたことを訴えて騒ぎになった。
この女性自衛官を、外国では、勇気ある女性として表彰している。それに対して、組織の体面に泥を塗ったと自衛隊では怒っているのだろう。
他にも、女性自衛官がセクハラ被害を訴えると、彼女たちを誹謗する自衛隊関係者たちがいる。特に田母神俊雄もと空幕など酷い暴言だったが、そんな人は他にも問題発言があったので追放し、その後は自衛隊に自浄能力があると示すかというと、そんなことは無かった。
だから当然のこと、杉田水脈議員と自衛隊は仲良くして見せたのだ。
つまり女性自衛官への威圧だ。
これからも自衛隊内では女性自衛官に性暴力をふるうということだ。そして性暴力被害を訴えたらセカンドレイプするということだ。すごい脅しである。
杉田水脈議員は、自分も女性でありながら、性暴力の被害を受けたと訴える女性に対し、SNSで嫌がらせをする匿名の卑劣なアカウントたちに「いいね」をクリックして拡散に手を貸し、なんでこんなひどいことができるのかと驚かれたばかり。
そんな人を自衛隊が招いて挨拶させたのだから。
女性の自衛官に対して杉田水脈のようになれと言うことでもある。
また女性自衛官が性暴力の被害を受けても、表沙汰にしてはならず、したら他の女性自衛官たちが攻撃しろということだ。そうでなければ、今の時期に自衛隊が杉田水脈議員を招く意味がない。
まったく、恐ろしい狂った組織である。