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​炬火 Die Fackel 

執筆者の写真井上靜

 ヒロミというタレントが選挙にさいし自民党を擁護している。

 それが、自分は八王子の出身者だから例の萩生田を応援すると言う。同郷だからなんて、そんなことを言うのは政治を全く知らない人で、この人がタレント初期の若い頃ならともかく、すっかりいい歳になってこれでは、記念写真の撮影でうっかり線路の敷地内に少し入った妻のことを叱ったと言っていたけれど、それ以上に恥ずかしいことだ。

 また、八王子というだけでなくヒロミと萩生田の記念写真もあった。



 かつてヒロミは伊藤弁護士と同席して喜んでいた。

 あの伊藤弁護士は、テレビで司法関係のコメントをしていたら、ついでに芸能にも口を出して、脱線していると非難されていた。もともと芸能に関心があってのことだが、あくまで弁護士として出ているのだから法律の話をするべきで、本業はどうしてしまったのかとも言われた。

 その伊藤弁護士は、弁護士としては変節したとか転んだとか言われた。それはヒロミとは関係ない。ヒロミは伊藤弁護士とテレビで同席したことを喜んでいた。不良だったのがタレントにになったおかげで東大出の人と同席していると嬉しそうに言う。なんとも滑稽であった。


 不良で暴走族だったらしいことも言っていた。

 それで事故ってしまい臨死体験をしたそうだ。それでもともと劣等生だったのに頭をぶつけてバカになってしまったらしいと笑いのネタにされていたが、それでタレントになったから東大出の弁護士とテレビで同席できたし、八王子の出身者だから国会議員と一緒に写真を撮った、だから大喜びなのである。

 なんとも滑稽で、これは情けない。

 

 小泉今日子は確定申告が馬鹿らしいと言っていた。

 小泉今日子は特に稼ぎが多い芸能人で、多額の納税を強いられる一方で裏金とか自民党の国会議員が不正をして平気でいるから、確定申告のさい不愉快になるということだ。

 小泉今日子とヒロミの妻は同期のアイドルだった。やや小泉今日子の方が格上だったが、それより夫がこの調子で、それをなんとも思わないのかと、少しは気になる。結構、平気でいるとか、妻も解らないから同じ調子なのかもしれないが。

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執筆者の写真井上靜

更新日:10月20日

 こんどの選挙で同時に最高裁判事の国民審査がある。

 最高裁は一つだけ。そこへ全国の裁判所から上告が集まる。それら上告状を少人数の最高裁判が全部読めるわけない。

 それでどうなっているか。東京地裁の判事らが勝手に最高裁判事の名を騙り、それらの殆どを棄却してしまっているのが実態である。自分らの、時には自分自身が、憲法違反だと意識して悪意で判決したものに対する上告を棄却している。



 これだから、あの最高裁判官ならばと期待したら門前払いということもあるのだ。

 これでは審査など完全に無意味である。審査だけでなく最高裁の運用からして憲法違反の状態である。こんな投票はボイコットすべき。

 もし無記入で投票すると、信任したことになってしまう。このやり方はトリックだと言われてきた。それで投票しないなら用紙を返すことになっている。


 そのさい「ボイコットします」と言うこと。

 制度的には「棄権」だが、審査のやり方どころか審査の意味がない不正が最高裁の上告それ自体で行われているのだから、抗議のボイコットと言うべきである。

 これを言うと、投票所の係の人よく驚くが、それくらい現実を知らない人ばかりということだ。


 無記入の用紙を箱に入れられたら信任になってしまうから、それが嫌なら受け取って直ちに破くことである。

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執筆者の写真井上靜

 広告業界の最大手である電通が宣伝文句の作成にAIを導入する。

 これによって経費を半減できるらしい。もともと決まりきったようなものだから、過去の定型から判断することは簡単なことだろう。

 コピーライターの他にも色々、例えば作曲家も同じことになっている。


 そんなことはAIがやれると指摘したら反発した作曲家がいた。

 この人は受賞したことがあるけれど、その後はサッパリ売れてない。それで音楽教室を経営しながら仲間たちと自費で発表会を開催していた。これを聴いた女性が、極めて苦痛だったと言う。短い曲なのに、まだ終わらないのかと思ったそうだ。作った方は、理論的には正しいと言う。それだったらAIで作ればいい。そうなると、ただでさえ経営が苦しい音楽教室が無用になる。

 そうは認めてないが、要するにそういうことである。 




 

 司法こそAIを導入するべきだ。

 これは前からジャーナリストの寺澤有氏が主張していたことだ。裁判官の不公正が酷すぎるし、世間一般の常識はもちろん、専門であるはずの法律にも無知すぎる。

 また、袴田事件再審結果に対する検察の態度が無茶苦茶であることも同じこと。自分の間違いを認めたら死ぬと思い込んでいるような態度である。それくらい自信が無いくせして歪んだエリート意識だけは旺盛だから選民思想に毒されている。

 もちろん弁護士も不勉強で、資格を取ったら勉強をしなくなる。医師は免許を取得してからも勉強している人がいる。真面目な人はそうだ。そうでない人もいるが、弁護士よりははるかにマシである。


 これなら、万能ではなくてもAIの方が有能である。

 法的な判断を一切しない判決文が当たり前なのが日本の裁判官の実態である。悪意はもちろんあるし、法に無知で調べるのもかったるいという態度の裁判官が当たり前のようにいる。これは検察官も弁護士も同じである。

 だから司法こそAIを導入するべきである。少なくとも公正である。そうなると、AIが適切にプログラムされて以上なく作動していれば、国家賠償請求訴訟とか医療過誤訴訟とか公害や原発の訴訟で、権力や大資本など、これまで常勝していた側が敗れる率が急上昇するはずである。   

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