紳士服専門店でオシャレではない正装の買い物をした。
そのさい店員と話して一致したのが、石破首相の盛装であった。あんな着こなしだから「だらし内閣」と言われてしまうのも当然のこと。
こういうに奥さんが駄目だと言われてしまう、という点も一致した。
よく、男性が無頓着な服装をして妻が注意する。
これは女性よく気づくことであると同時に、それゆえ男性が外でだらしない服装をしていると、なんで妻は気を使ってあげないのかと言われてしまう。
なにより夫が総理大臣になって内閣の記念撮影というハレの日の中のハレの日である。そこで盛装したらなってない、なんて最低である。
石破さんがなかなか首相になれなかったのは妻にも原因があるはずだ。
これまで首相をやりたいと言い続けて、自民党内でそれなりに人望があったのに駄目だったのは、もちろん安倍晋三が返り咲きしたがり何かと強引だったことが大きいけれど、その安倍晋三の奥さんの昭恵という人は、何かと問題を起こしていたけれど、夫には気を使っているのが判った。
その点で石破さんの奥さんは劣っていたのだろう。
安倍夫人は学校の勉強をしてなかった。
それで反省して社会人として大学に入ったという。もともと聖心のお嬢様だったけれど、聖心女子大学に入ってなかった。金持ちのお嬢様だから入れないわけないのに。そして若い頃の彼女の写真を見ると派手でいかにもヤンキーねーちゃんである。
それに比べて石破夫人は、図書館で出逢ったという夫婦そろって読書好きであるから、安倍さんちよりよほど真面目そうだ。ところが内助の功では差があったということだろう。
そう思われるのも服装からである。
それなりに服装というのは大切である。先日、病死したタレントのピーコは服飾の専門家だった。テレビで他人の着こなしについて難を指摘するのも売りだった。これはオシャレだが、そうでない正装とか盛装とかでは、そういうことを重んじる世界があって、そうでないのは、キューバのカストロさんや朝鮮の金さんのように現場で実務という恰好をしている政治家である。
それなのに石破さんの奥さんは駄目だなと確信される「だらし内閣」の服装であった。