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  • 執筆者の写真井上靜

高校で留年している奴とは仲良くしないのが賢明だ

更新日:4月8日

 前に、こんな体験談を紹介した。

 高校に間違って入ったものの勉強に全くついていけず赤点をたくさん取って留年となった男子がいて、その原因は発育障害だった。それで当人は退学して働くと言ったが、親から「頼むから高校だけは出てくれ」と懇願されたという、よくある話であった。

 そして、高三の末期には、なんとか単位を取れるくらいになって、卒業できた。その人は良いが、こっちは一年生と二年生で同じ担任の教師に、世話を押し付けられたのだ。そして嫌なのに三年間同じ組にされてしまったのだ。そして何かと脚を引っ張られて大迷惑であった、これは担任の教師が出来損ないの落第生をなんとかしようとしてのことだったが、その世話を押し付けるとはひどすぎる。



 この担任は、他の生徒にも同じことをしていた。

 それは二年生の時に赤点で留年した男子がいたさい。この人は目つきが怖かった。正直、はじめて見たときはゾッとした。不良っぽい人だったが、そのためなのかは解らない。とにかく、二年生の時に真面目にやってなかったことは間違いない。

 そして二年次をダブった。この時、同じ組の男子が、仲良くしていた。そして落第生の方は今度こそという気持ちがあるけれど、仲良くしている方はよく解らないので、ただ付き合っているうちに成績がひどいことになってしまった。

 そして留年していた方は三年生に進級したが、付き合っていた方は落第してしまった。


 この落第に気づかず、三年生として接した。

 「どうせ俺は二年生だよ」とふて腐れて言った。それで、こいつはダブっていたのかと知った。その時は自業自得だと思った。

 しかし、考えてみると、連続して留年生を抱えた教師が、その対策として犠牲になる生徒をあてがうという手法を連続してとっていたのだから、この教師は悪辣であると後で気づいた。あと、他の教師が自分にだけ、なぜか試験の採点や出席日数で甘くして成績を一つ上に付けてくれたけれど、そんなこと教師から気に入られていた生徒でさえなかったのに、嫌われていた自分にしてくれたのは、御礼とか褒美の感覚だったのだろう。


 担任教師は、その悪辣なやり方で他の先生から嫌われていたのかもしれない。

 それで、別に留年する成績ではなかったけれど余計な苦労を強いられていたので、実際より一つ上の点を付けてくれた。そう考えると納得できる。そして、それを言われるのを避けたかったのだろう、その教師は、話しかけようとしたら逃げ去ったことがある。最低の教師であった。

 しかし、落第生の親は、最高の教師だと絶賛と感心であった。


 結論。気の毒だが、留年している奴と仲良くすることは避けた方が賢明だ。

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