心にもないことを書かない
- 井上靜
- 2025年1月1日
- 読了時間: 3分
更新日:1月1日
ある、品のない人たちが、こちらの噂をしていた。
もちろん気にしてないが、あまりに紋切型の憶測に基づいているので滑稽だったから、その話をする。それは、暴力的だと悪評がある集団と深くかかわっている弁護士を批判したことだった。この弁護士は自ら関係が深いことを宣言していた。
この関係そのものが問題ではなく、これを脅しに利用して相手側に和解を迫っていることが弁護士に相応しくないという話だった。他の弁護士たちからも、和解金が事件の相場から不当に高額であると批判されていた。それを暴力的だと悪評の集団と関係が深いことを宣言しながら請求しているのだから、これでは弁護士が暴力で脅して金儲けしているようなものではないか。
あくまでも、そういう弁護士の倫理に対しての批判だった。
これを、別の話にすりかえて悪口にしていた人たちがいる。
その暴力的だと悪評の集団から負傷させられたという人がいて、その人と、ある出版社の社長が、何かのきっかけで会い、それをきっかけに、その集団を厳しく批判する書籍を発行するなどしていた。
この話とこじつけて、弁護士を批判しているのは出版社との商取引をしている都合だと決めつけていた。
もともと、出版社との商取引を気にして、何か発言したり、逆に発言を控えるなど、そんな卑劣な態度はまったくとっていない。もう十年以上も前だが、その出版社の出している雑誌の記事が右翼の暴力を肯定する結果になっていると批判したこともある。そして、その後にも、同じ雑誌に何度も記事を書いている。つまり、そんな狭量な態度を、こちらも出版社もとっていない。

また、この出版社とは、とっくに関係がなくなっている。
かつては書籍も出版していたが、売り切れで在庫がない。印税も全額支払い済みである。それなのに、商取引を気にして迎合する発言をするなんて、有り得ないことだ。
しかも、こちらは警察の悪事と、庇う裁判官という、実に困難な、権力との闘いを強いられているのだから、それで迷惑をかけてもいけない。他の出版社はともかく、その出版社だけは警察の天下り先を告発したから迫害を受けて大変な目に遭っている。だから、これ以上の負担は困るはずだ。
それで距離を置いている。
そういうことを何も解らず、勝手な憶測で、ろくな根拠もなく、こじつけて中傷するというのは卑劣である。
ただ、闘う者を闘わない者が笑うという歌があるけれど、それだと思って反対に笑っている。そういうことであるから、いい加減な輩は気にしないでいるので、また出版社に迷惑がかからないよう、皆様におかれても無視に限るということにして頂きたい。
コメント