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鈴木宗男なんて、しょせん鈴木宗男

  • 執筆者の写真: 井上靜
    井上靜
  • 21 分前
  • 読了時間: 4分

 自民・鈴木宗男議員が古賀千景議員を中傷した。

 例の〝経済的に厳しい子が自衛隊に〟発言の古賀千景氏にあきれ「常軌を逸している」と。『東スポ)より。



 さんざん自衛隊を利権にして、無駄な設備を作らせて税金の無駄使いしてきたり、汚染騒ぎで余った食材は自衛隊に食べさせようとか言ってた鈴木宗男議員の方が、よっぽど常軌を逸していた。

 そして今回の古賀議員の国会質問については、鈴木議員の発言を紹介した『東スポ』ではなく、鈴木宗男議員と相思相愛で鈴木宗男議員もしばしば登場するロシアの広報『スプートニク』は、この件をどう扱っていたか。先日、紹介したとおりである。


 「古賀議員は自身の教育現場での経験から、経済的事情によって進学や就職の選択肢が制約される生徒たちを目の当たりにしてきた可能性がある。今回の発言もそうした経験を踏まえた問題意識から出たものとみられる」

 「自衛隊志願者の家庭所得に関する公的統計はなく、その実態を一概に論じることは難しい」

 「背景にある『経済状況が若者の進路選択に与える影響』という論点は、単なる失言騒動で片付けられるものではないだろう。

 

 このように、鈴木宗男議員と違ってロシアのメディアは冷静に論評している。

 そもそも、貧困な人が軍隊に入ることは世界的にあり、その公的な調査というのが日本にはないけれど、任意の調査ならあって、例えば外部からの調査で自衛隊に入る人が多い地域と、地域ごとの所得格差など、やはり相関関係が明らかである。これによりそれなりの傾向ならあると言えるし、また例の議員は自分が昔 教師だった時にそういう例をいくつも見ているという話だったはずだ。


 古賀議員の国会質問を改ざんした非難も横行している。

 あの質問のさい、豊かな家庭の子には選択肢が多いけれど貧困なら少ないという話になり、就職先として避けられがちな職種として「自衛隊とか」と言った。社会一般の常識として、自衛隊が就職先として避けられがちなのは、キツイくて危険が大きいからだ。戦争がなくても演習はつらいことがあるし船舶や航空機は民間に比して安全性が低い、などの事情がある。だから「自衛隊とか」という流れであった。

 それを「自衛隊なんか」と言ったと改変しているのは、もう捏造の域である。


 また、貧困な人が自衛隊に入るというのが、なんで自衛官に対する侮辱になるのか。

 その割合などは別問題として存在するが、自衛隊に入る人の中に経済的事情を抱えた人がいる原因は、なにより自衛隊の業務がキツイとか危険とかだからであり、それでも入る人は、大変でも仕事が欲しくて、しかも公務員として安定した隊内の地位に昇格できる可能性があると期待してのことだ。

 そのような話をしたところで、ちっとも自衛隊を貶めたことにならない。

 

 また貧困を悪とか思うから、それで自衛隊に入るというのが恥と感じる。

 この経済的困窮は救済されるべきものであって、恥ずべきものではない。小泉進次郎の「『経済的に厳しい者が自衛隊員になる』というのは自衛隊員に対する侮辱」とする趣旨の発言は「経済的困窮者を侮辱に値するもの」と看做しているという意味に、必然的に、なる。よくある生活保護バッシングと同じで「貧困は恥ずべきも」のと見下す発想が基にあるから「貧困家庭の出だから自衛隊に入る人がいる」というと自衛隊を貶めたことになると思うのだ。

 これが小泉進次郎のような世襲四世の苦労知らずボンボンだけでなく、北海道の貧農の出で苦労してきたという鈴木宗男が解らないのだ。


 つまり鈴木宗男はただの出世亡者だ。

 彼は世のため人のために働きたいという志をもって政治家になったのではなく、貧しい田舎から抜け出してのし上がりたいということでしかなかったのだ。

 また、彼はプロ野球巨人監督のDVでも、不倫と家庭内暴力にもかかわらず収入と世間体で長年がまんしてきた妻では話にならないので仕方なく、子供が児童相談所に相談したことに対して「なぜお母さんに相談しかなっかのか」と的外れで無見識な発言をしていたが、ここにも彼の価値観が露呈している。

 しょせん鈴木宗男なんて、せいぜい鈴木宗男であった。



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