自民亜流の野党はオバマ大統領と同じ
- 井上靜

- 2023年8月5日
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更新日:2023年8月7日
ブッシュJr大統領と安倍首相は酷似していると前にここで述べた。
そしてブッシュがひどすぎるので何でもいいから大統領を変えたいと思い、二大政党以外から立候補する人がいると、どちらかというと共和党より民主党の票が多く流れるので、立候補するなという人たちがいた。ブッシュ批判して立候補してもブッシュを利するだけだと言って。
しかし、民主党の候補者は共和党と変わらない。なので、投票しても無駄だと思う有権者が多く出て、投票率が低下しブッシュが当選してしまうのだから、せめて批判票の受け皿として立候補する者がいたほうが良い。という指摘も出た。

するとイラク戦争に反対したオバマが大統領となった。
これでブッシュ親子から変わると期待されたが、オバマはブッシュの政策を引き継いだうえ戦争の激化や貧富の差の拡大など輪をかけた。再選するため政治献金してくれる大企業を喜ばせる政策で、再選したらスポンサーに恩返しの政策だった。官僚は、オバマ政権の二期目を「ブッシュ政権の四期目」と言っていた。
だからトランプ大統領が期待されたのだ。ちっとも良くなってないが、変わりはした。オバマ大統領の時に健康保険制度など改革をしたが、それを壊した。しかし、それらの改革はしない方がまだ少しはマシというものだった。オバマ大統領は自分に政治献金してくれる医療関連業界の利益を優先させたので、低所得層が迫害される結果だったから、そんなの止めてしまえということで庶民は大助かりだった。
これも日本は同じである。
自民党から変わって欲しいから、野党第一党に票を集中しろという人たちがいて、共産党などが立候補すると反自民票が流れて自民党を利するという非難までした。
ところが立憲や国民は変えようとしない。特に立憲は野党共闘の恩恵を受けても期待に応えず、割を食って忍従している共産党・れいわ組に侮辱的な態度をとった。
これが、少なくない有権者に予想できていたから、余計に悪くなるけれど壊し屋だから変わりはしそうだということで、自民党に輪をかけた維新や参政に投票する有権者が出たのだ。
すべてアメリカの後を追っている日本の政治経済ということである。



アーサービナードさんなど、英語圏の物の見える方にはオバマの詐欺師ぶりは早くからわかっていたけれど、本邦のありふれたメディアの日本語記事では全然わからなかった。
クリントンもケネディ的リベラルでベトナム反戦だからいいんじゃないかという話だったけど、実態は戦争中毒の米国路線の人だったし。
まあ、2大政党制の国では(1)マスを獲らんとして2党の政策が収斂する(2)過激なほどウケるから維新みたいな頭の悪い政策になる(3)両方ともグルになってタニマチの金持ち万歳、財閥バンザイを強化しても、反対票の行き先の有力な第3党が存在ないからやりたい放題(4)2大政党のどちらに投票しても政策の差は乏しいので、政治的関心が下がり、実質投票率も下がる。米国の場合は有権者登録制なので、登録者は余り棄権しないから見かけの投票率はそれなりに保たれる、てなことになりがちだと。
まあ、バイデン民主党でもトランプ共和党でも金持ち万歳財閥バンザイという核には変化はないし平民の生活が苦しくなることも同じ。中絶とか「枝葉」に差異が出るだけ。