top of page

維新らしい候補者と言われる浦平美博

  • 執筆者の写真: 井上靜
    井上靜
  • 7月11日
  • 読了時間: 3分

更新日:7月11日

 和歌山県議会議員の浦平美博(維新)の参議院議員選挙立候補が問題になっている。

 そもそも、こんな人が議員をやっていることが信じられないという過去がある。彼は傷害罪で執行猶予つきとはいえ有罪になっていた。それも喧嘩などではなく、教師だった時に教え子に対する壮絶な暴力をふるって重症を負わせたからだった。

 そんな人が、議員になり、次は国会議員を目指すというのだから、週刊誌の取材に被害者の親も憂慮を表明していた。


ree

 浦平議員は国士舘大学を卒業してから故郷で高校の教師になった。

 そのさい、顧問をしている運動部で、300メートルのトラック10周のところを1周で済ませたことを咎めると、キャプテンがそれで終わりにすると言ったからだと判り、それで厳重注意するのではなく、激昂してキャプテンの尻を竹刀で執拗に殴ったうえ、それで竹刀が折れるとバットで殴り、何十回も殴られて肉が裂け脂肪が露出した状態になったが、これを放置した。生徒は歩けなくなり自分でタクシーを呼んで帰った。

 そして総合病院で診察を受けると、深刻な状態で医大の病院に転送された。筋肉の組織が壊れて血液中に流出しているので、このままでは腎不全を起こして死に至る恐れがある。緊急手術で命はとりとめたが、ケロイド状の瘢痕が発生し、皮が突っ張って痛みもあるから歩行にも支障を来す後遺症が残った。

 このため浦平教諭は停職処分を受けたうえ、その内容から警察が捜査に乗り出し刑事案件にもなった。これで後に有罪となり退職する。


 これで解雇ではなく停職、執行猶予も甘すぎ、障害どころか殺人未遂ではないか、と言われた。

 もちろん暴力の制裁だけでも悪いが、これは間違いをしでかした結果として深刻な事態となったのではなく、異常な行動による必然的な被害である。いくら感情的になって我を忘れたとしても、そのような命に関わるほどの重症を負わせる残虐な行為が、よく出来るものだ。不可解なくらいだ。

 そんなことをする人は、もともと狂暴な性格であるとか、自分を制御できないとか、そういうことだから教師になってはいけなかったし、教師は駄目でも政治家なら良いことにはならない。


 浦平美博は、反省していると言っている。

 しかし、その言葉は軽く、態度も嘘臭い。それ以前に、そんなことが出来てしまう人は、人格障害などの疑いがあるから病院に行くべきだ。昔のことでは済まない。そういう人であることを知っていて、維新は参議院議員選挙で公認の候補にしたのだ。不祥事ばかりの維新にしても、後から不祥事を起こしたのではなく最初から異常な行動により刑事で有罪になった人だと解かっていて神輿に乗せたのだ。

 まったく、いくら維新でも信じがたいことだ。

コメント


  • twitter

©2020 by 井上靜。Wix.com で作成されました。

bottom of page