派閥は多様性という嘘は自民党と共産党の両方から判る
- 井上靜

- 2024年2月1日
- 読了時間: 3分
更新日:2024年2月1日
派閥の正当化は昔からあった。
それは綺麗事の建前で、色々な考えや立場を許容しているとか政策を競い合うから活性化するとか、そのとおり実際になる根拠は無い口から出任せだった。
そして現実は汚く醜いものであった。ただ特徴の違いがあるだけ。
自民党なら今ちょうど問題の裏金である。
それで派閥解消とか言い出した。これは昔から勢力争いと利権争いになって問題だったが、それを上記の正当化をマスコミに流させて誤魔化していた。まだ新聞は具体的な問題を論調の中で指摘していたが、テレビはインチキ評論家を出して口から出任せの放言をさせていた。
特にテレビ朝日は酷いもので、お笑い芸人のタモリが、そのインチキ評論家の元読売新聞記者=塩田丸男を「塩田丸でダメ男」と漫画を捩って皮肉っていた。
この丸でダメ男は自民党と違って共産党は派閥が無いから悪いとまで言っていた。
共産党にも派閥があって、指摘されていた問題から解消したというのが事実。
ただし共産党は自民党と違って裏金ということではなく、共産党には自民党と違い共産党の特徴があった。例えば党内で「所感派」と呼ばれる一派がいて、気に入らない党員を攻撃して追放させていた。
小説家の井上光晴が日本共産党員だったが追われるように辞めたことは自ら公言していたが、これも所感派の攻撃によるものだった。党員が活動するなかで苦労したり悩んだりするのは当たり前なのに、それを小説の材料に使ったら、それを党組織への批判だと言われたのだった。

そしてスターリン主義と非難された。
しかし、そんな水準の話ではなく、徒党を組んで嫌がらせをするという学校の教室や部活の虐めと同じであった。それも派閥なんて駄目だとなった一因である。
他にも、共産党が、分派は駄目とか、異論は内部で提案し他所で勝手にやるな、とか言って、文句があるなら出て行ってから好きにやれと言うのは、そんな連中は過激派になって暴力に走るものだから、居てもらっても迷惑、という現実があるからだった。
象徴的なのは、あの連合赤軍である。
今の松竹伸幸のように「こんな共産党では駄目だ」と言っていた連中が出て行き労働運動の支援などすると言ったものの仲間が出来ず、挙句に赤軍派の一派と野合するという最悪の手に出た。そして暴力沙汰で殺人事件まで起こしている。
そうした過激派でなくても、藤岡信勝のように歴史修正主義者たちの仲間に入るが迷惑行為ばかりで、小林よしのりは逃げ出すし、西尾幹二は怒るし、という結果である。
という次第で、これも共産党としては出て行ってもらって良かったわけだ。
これだから、派閥があることは多様性というのは嘘であることが、自民党と共産党の両方を見れば判る。



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