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河村市長と絶交を宣言した高須院長

  • 執筆者の写真: 井上靜
    井上靜
  • 2021年5月2日
  • 読了時間: 3分

更新日:2021年6月23日



 かつてタレントのタモリが、名古屋の方言は「ミャーミャー」と品が悪いし、土地の民度も低い、などと腐していたが、あの下品な河村市長が政策のお粗末のうえ不祥事まであったのに再選したから、やはりタモリが小馬鹿にしていた土地柄は相変わらずだったのだと感じた人は決して少なくないはずだ。

 もちろん、相手候補の政策は河村以上に悪かったから、それも選挙に影響したはずで、だから河村市長の不正は選挙とは別に追及するべきだという指摘もあった。


 この選挙が終わってから、高須クリニック院長は、選挙が終わるまで言うのを待っていたけれど河村市長とは絶交する、と宣言した。

 そもそも河村市長の不祥事とは、高須院長と一緒になって愛知県知事にインチキのリコールを仕掛けたことだったが、これについて高須院長は、河村市長から誘われたことなのに、不正があったことで問題になったら途端に河村市長は高須院長から誘われたと逆に言うので、頭にきてしまったそうだ。

 そうだったら、たしかに河村市長は最低だが、ただ、そういう誘いをする人は、それで不味いことになったら、自分が誘っておいて、自分は誘われたのだと逆に言うものだ。そんなことも考慮しないで安易に付き合った高須院長ということだ。


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 これをきっかけに思い出したのだが、高校の時、仲良くしていた同級生が、近所に住む不良の巻き添えで警察に呼び出されたことがあった。

 この事件は、不良少年たちが近所に置いてあるバイクを片端から無断借用および無免許運転した、というもので、この時、その同級生は一緒にいたことがあった。それで疑われたのだが、身に覚えのない事件まで、常習犯の不良たちからことごとく共犯者だと言われてしまったのだった。

 もちろん、手を出していなくても、一緒に居たら見張り役をしていたと見做されて共謀共同正犯という罪に問われる。それで彼は厳重注意を受けたのだったが、そこで疑問なのは、そんな不良たちと彼が一緒にいたのはなぜか、ということだった。この点を学校でも追及され叱られていた。


 どうやら、中学が同じで、自宅も近所だったので、たまに会っていたらしい。

 しかし、その同級生は、いちおう真面目な高校に通い、そこで成績はかなり良い方だった。それなのに、不良のたまり場のような高校に通っていたり、プータローだったり、という中学の同級生と腐れ縁があったのだ。声をかけられて、ちょっと付いて行った程度だったらしいが、それもやめておくべきだった。

 そういうところが、彼の欠点だった。他はしっかりしているのに。周囲に注意されても理解できないようだった。彼に英語を教えたことがあるけれど、それ以上に彼から数学を教わった。彼は教師より教えるのが上手だったから。そんな頭脳明晰だったのに、なぜか人付き合いで失敗することが非常に多い人だった。

 そういうこともあるから、高須院長はバカだから河村市長と付き合っていた、とは限らない。

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