朝日新聞が選挙にむけ共産党を貶めるさいの無知
- 井上靜

- 2022年2月2日
- 読了時間: 2分
朝日新聞の記事を読んで共産党を批判する人がいる。
その記事を真に受ければ当たり前だろうが、その記事のひどさに気づかない人が野党の支持者にまでいるのだ。この朝日新聞の記事は、野党共闘のため立憲党に譲歩したからではなく共産党の理念が悪いから有権者は支持しなくて、それで共産党は議席を減らしたうえ、これに立憲党も巻き添えになった、というフェイクニュースの延長だ。
もちろん共産党がリーフレットを作成したのは、そうしたデマに対抗するためだ。
するとデマにデマを重ねる朝日新聞は、共産党が天皇制の廃止について「そんなことは絶対にしません」と述べたことを針小棒大な見出しにした。ところが、そんな記事でさえ「続けるか、なくすかは、あくまで憲法にもとづいて国民の総意にゆだねる」と、同党が綱領の立場を解説していると記述している。
それなのに見出しに釣られて記事からでさえ解る意味に気づかない人たち。
もしも、そんな見出しからの誤解のように共産党が方針転換したら。
同党を前から支持してきた人たちの多くは、それではもう支持しないと言うだろうし、もともと支持してない人なら選挙向けの噓だと言うものだ。つまり有害無益である。一瞬、共産党はバカかと思ったが、記事の見出しに悪意があった。
その共産党の広報とは、あくまで国民が決めることだという趣旨だ。憲法の規定で国民の総意に基づくものとされている故、上からの改憲という自民党が志向していて批判されているのと同じになっては駄目だから、政権を取ったら天皇の廃止というやり方は「絶対にしません」なのだが、それを朝日新聞の見出しは、共産党がいかにも選挙むけの宣伝を始めたと錯覚させるものだ。

これは、ただ見出しの不適切ということではない。
朝日新聞は、共産党が憲法と天皇に関して何十年も前から説いてきたことと、自民党の改憲したがり姿勢がなぜ批判され続けているか、この両方を解ってない。悪意のプロパガンダであったと甘く見てやったとしても、記者の不勉強が酷すぎること剥き出しである。その前に問題が指摘された沖縄の選挙の報道と同じで、問題意識すら持たず型に嵌った思考しかできないということである。
まったく最近の朝日新聞は、記事がバカである以前に記者がバカすぎるのが丸わかりである。



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