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執筆者の写真井上靜

小沢一郎って生きているのか

 小沢一郎が生きているのか疑問だ。

 彼のSNSで発信している内容は、秘書など事務所のスタッフによるものだと言われている。もともと心臓が悪くて先が長くないと予想されていた。だから菅直人などは利用してあとは死んでくれると思ったのに思惑から外れたと、かつて言われていた。 

 ベテランとしての経験だけ活用して去って欲しかったのだろう。山本太郎議員は一時だけお互いさまで利用し合い、あとは別の道に行った。


 小沢一郎をタイガーマスクのように思っている人もいた。

 人気漫画〔アニメ〕『タイガーマスク』の「虎の穴」が自民党で、そこから抜け出して敵対している伊達直人のように小沢一郎を考えているわけだが、現実の政治を漫画やアニメと一緒にしてはいけない。

 それでも、相変わらず二度の政権交代に関与した実績は否定できない。ただし、これは反復されないと意味がない。最初はうまくいかなくて当たり前だから、それを繰り返すことで進歩し安定するのだ。



 しかし小沢一郎事務所の政権交代に対する発信は内容が古い。

 相変わらず、野党がまとまらずバラバラでは自民党に勝てないと言っている。大同団結して自民党に勝った例は既にあり、そうならないのは遅かったり手際が悪かったりしたからで、分裂しないように気を遣うのはとっくに当たり前のことになっている。

 あとの問題は、野党なのに自民党と同じ政策で、危ない法案にも賛成してしまうから、それでは一緒にやれないと当然に言われているのに、我々に合わせろ、そうでないと自民党を利することになるのだと非難する偽者の野党および野党支持者がいることだ。


 その最たる野田元首相を支持したのが小沢一郎らである。

 また政権交代と言うが、せっかくの政権交代をぶち壊した人を担いで言っているから滑稽である。もしかしたら悪意が奥に秘められているのだろうか。

 そうではなく、もうネタが切れてしまい他に言うことがないのだろう。野党はまとまれと題目を唱えるだけなら簡単だけど、それを具体化するのには課題がある。そこで苦労しているのに、その前の題目をクドクドと唱えるのは、具体化の方策が無いのだろう。

 それで、もしかして小沢一郎はもう死んでいるのではないかと思ったりするのだ。 

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