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参政党の女性蔑視と支持者たち

  • 執筆者の写真: 井上靜
    井上靜
  • 7月16日
  • 読了時間: 3分

更新日:7月18日

 共産党の地方議員に聞いた。

 困ったことに、自民党への批判として投票するのを共産党と参政党のどちらにしようか迷っていと言う人がいるそうだ。これが、立憲党か社民党かれいわ組ならともかく参政党なんて、どういうことか。維新の会が不祥事ばかりで没落しているので、その受け皿として参政党をマスメディアが派手に取り上げた影響だろう。かつて維新もマスメディア特にテレビが露骨な贔屓をすることで勢力を得た。それと同じことだ。

 また、参政党は、表むき自民党を厳しく批判しながら、全体に狂信的なほどの極右であることは隠している。


 その狂信的な極右が良くて支持している人たちもいるだろう。

 だから外国人排斥を叫ぶのが良いと言っていた人もいる。参政党の支持を表明している人のうち、例えばシンガポールに長年住んだという人が、その外国人政策がよかったと言っていて、差別は駄目だという社民党などを攻撃していたが、参政党が言っているのとシンガポールの政策なんて、きちんと見れば全然関係がないからデタラメである。

 しかし、具体的には話にもならないけれど、精神的な好みとして排除を喜んでいる人は昔からいるものだ。それに気づけない人もいる。ここでもう一つ気づかないといけないのは、参政党を応援しているのが三橋貴明や田母神俊雄であることだ。これを見れば自民党への批判票を自民党の亜流へと流し込む目的が明らかだ。


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 参政党は女性蔑視を公然と標榜している。

 その代表者は愛人を何人も作って、それを党の役職に付けている。国民党の玉木代表の不倫と公私混同どころではない。それで離党した人が証言していた。あの武田という人だ。

 また、女子は高校を卒業したらまず子供を三人産むと義務づけて、社会に出てよいのはその後だという制度にすると言っている。子供が増えるように経済的に公的支援をするというのではない。そうなると必然的に、子供を三人も作って養育できるのは中年以降の男性ということになり、国家権力から強制されて18歳の女子が中高年男性に子供を産まされることになる。結婚は当時者が決めることであって他から強制されることではないという規定を憲法から削除すると参政党は公言してもいる。

 だから高校生らが、参政党なんてとんでもないと言い出している。


 そういう政党だから三橋貴明が応援しているのだろう。

 あの人はDVが原因で私生活のことが広く知られた。たまたま自分が縁あって、ということではなく、自分のようにするのが当たり前だと思っている。そうでもないと、あのような参政党を応援などできるはずがない。

 そしてホストクラブが何件も相次いで参政党の支持を表明している。女性をカモにして金を巻き上げる商売をしているから、女性蔑視を公然と説く参政党に共感しているのだろう。

 こんなことばかりの政党だから、危険きわまると言われているのだ。 


 もともとマスメディアとくにテレビが作ったことだ。

 これは外国のことだが、アフリカで部族対立をラジオ番組が煽ったことから殺し合いに発展し、ほとんど内戦になったという実例がある。これと同じことを今の日本でテレビがやっている。そして外国のメディアや人権擁護運動団体などが日本の現状に危惧を表明している。

 やはり、騙される方も悪いにしても、原因はテレビであり責任のすべてがある。

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