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保育園でラジオ体操を禁止という記事

  • 執筆者の写真: 井上靜
    井上靜
  • 6月28日
  • 読了時間: 2分

更新日:6月28日

 もとは『Friday』の記事だったと表記されている。

 このネット上のコラムによると、ある保育園でラジオ体操が禁止され、そのわけとはラジオ体操することで園児の負傷が何度もあったから。身体を回している時に転倒してしまうなどで。

 だから禁止は間違いだと言いたい内容である。


 そもそもラジオ体操は一日の開始で準備運動するためだ。

 だから事故が無いようにするためだし、事故が起きるなら指導を適切にするべき。禁止するのは間違っている。ところが、事なかれ主義に至ってしまう。最近の子供は身体が弱いし、親も過剰に反応してクレームをつけてくる。それだから仕方ない。駄目だなあ。

 これらの反応は、あまりにも予想どおりの内容だ。


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 保育園でラジオ体操するものだろうか。

 だいたい保育園は子供を預ける所で、お昼ご飯を食べさせたりお昼寝をしたりが主だ。幼稚園は文部科学省の管轄で、保育園(正式には保育所)は厚生労働省の管轄である。ただの託児所ではないから、お遊戯とかもするという程度だろう。それに、体操するには成長が足りない年齢だ。無理をすれば怪我をしても当然だ。それをもって子供が特に虚弱になったとまで言うことはできない。

 また、ラジオ体操は小学校で正式に習うものだ。小学校に上がってからの教育に属することは保育園でやらない。しかも、小学生ではラジオ体操を憶える段階である。それも含めて準備運動と整理運動の意義を教える。だから正しく出来るようになるのは中学生以上だ。


 それで、噓くさい記事だという指摘がでていた。

 ところが釣られる人達もいた。釣られる人の方が多かった。最初から期待した反応を想定していることに気付けないで乗せられてしまうからだ。書いている側では、最近の子供は虚弱だとか最初は親がすぐ文句を言うとか、そういう話の好きな人たちがいるから、そうした反応を引き出すようにすると受けるだろうと予想している。

 それにまんまと騙され乗せられてはみっともない。前提からして変だと気づかないと駄目だ。 

 

 

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