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  • 執筆者の写真井上靜

リビアの水害

 国連UNHCR協会が呼びかけている。

 これは、国連の難民支援機関である国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)の公式支援窓口であるが、そこがリビア洪水緊急支援のお願いだそうだ。何をいまさら空々しい。

 あの時、NATO軍がリビアの国土を破壊しなければ、指導者カダフィが殺害されず生きていたら、あるいは彼の後継者が就いて穏便だったら、内戦も同然の今とは違いリビアは自国で対応できて、こんな悲惨なことにはならなかったはず。この責任は国連にある。



 水害のリビアは、国内の混乱により対策が出来ず大量の死者が出ている。

 この内乱を、かつて東京新聞は「独裁者が支配していたけれど倒され、新しい国作りが始まった」と美化して報じ、NATOの軍事介入を肯定していた。まったく、他の新聞と同じだからガッカリというよりヤッパリという感じだった。

 しょせん、東京新聞は中日新聞の東京支店だから右翼体質に染まり、朝日新聞などが駄目になったから飽くまで隙間産業として自民党を批判してみせる商売をしているだけ。それが国際面を読めば一目瞭然だった。


 この問題を問うたのが拙書『朝日新聞…』(ホームページ参照)である。

 他の件は「ついでに」と言ってよく、だからイスラム問題に力を入れてカダフィの語録『緑の書』の邦訳を出している第三書館で発行となった。

 かつて第三書館は『交番のウラは闇』という警察批判の本を出して話題だった。日本の警察でも特に不祥事が多い兵庫県警の警官による内部告発だった、そのため出版社は警察から嫌がらせを受けた。

 そうしたら、こちらも嫌がらせどころか兵庫県警の警官がはるばる東京にまで暴力をふるいに来た。警察告発本とは関係ないが、どうもイスラム寄りで危険人物だと思ったらしい。

 

 あと、今は立憲党に移籍したが元は社民党の議員と、出版社長は親交があった。

 このため、警察の暴力について社民党の議員だった人は話を聴いてくれたが、共産党の方はひどいもので、そんな出版社と関係がある人とはかかわり合いになりたくないと言って、それだけなら勝手だけど侮辱的な言葉を浴びせた人もいる。

 「なんなんだ、これは」と言う感じである。

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