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テレビ朝日が無知と「反自公ネトウヨ」を醸造した

  • 執筆者の写真: 井上靜
    井上靜
  • 2022年3月14日
  • 読了時間: 2分

 「印パ戦争」が昔あった。

 これは簡単に言うと、もともと一つの国だったけれど宗教対立から喧嘩別れしたインドとパキスタンで戦争になったのだった。しかし日本ではインド・パキスタン時にはネパールも一緒になった料理店がある。

 先日、日本にあるロシア料理店に嫌がらせがあり、戦争がらみのようだが、経営者はウクライナ人であった。他にもロシア専門店「赤の広場」にも嫌がらせがあったと報じられていた。

 こんなことをするのは恥知らずの人だが、恥知らずは無知なのが相場である。ただ、今の無知と偏見と差別の原因を作っているのはマスメディアとくにテレビである。



 テレビ朝日が『ニュースステーション』という番組を放送していた。

 この司会者であった久米宏は、番組中に無知丸出しで言った。ロシアでは伝統的に美しい色の象徴として赤というのにも関わらず「ソ連でなくなったのになんで赤の広場なのか」と。

 そこの墓所に葬られた異例のアメリカ人として『世界を揺るがせた十日間』で知られるジャーナリストのジョン-リードがいた。この人の後半生を描いたウォーレン-ビューティ監督主演の『レッズ』が知られているけれど、その当時から「赤の広場」はロシア革命とは無関係であると言われていたのだが。

 もっとも、久米宏はあくまで娯楽番組の司会者であって、ジャーナリストとかニュースキャスターとかではないと自ら言っていたが、そんな人の番組が情報源という人が多い。この番組に中毒したであろう言動をしている人の多さから判ることだ。


 ただ、これはロシアやウクライナの情勢に限らない。

 こうした「基本認識」が、マスメディアはもちろん政党でも欠落している人が多いのだ。一昔前は常識だったことを知らない人が、報道関係者や議員の殆ど。かつてはCIA雑誌と言われた『リーダーズ・ダイジェスト』も普通に載せていたことが、今では「ロシアの宣伝」とされている異常さである。

 前にその『リーダイ』の記事の話をしたらネット上で「で、その情報源は『スプートニク』とw」とやった人がいた。この人は自民党を批判してデモに参加もしたという人だ。よく「ネトウヨ」が、実は『産経』の記事なのに「『朝日』の捏造w」とやらかすのと同じである。だから「反自公ネトウヨ」と言われるのだ。

 この認識方法は内容とパターンからしてテレビとくにテレビ朝日によって作られたと判る。

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