れいわ新選組が左派ではない本当のわけ
- 井上靜

- 7月12日
- 読了時間: 3分
更新日:7月28日
れいわ新選組が左派の団体という誤解についてが前回の話題だった。
れいわ新選組は、現在の政権に対して厳しく批判的である。そして現政権が右派ということになっている。ただ、本来の右派とは違う。だから右派は批判していて、賛同しているのは権勢に媚びる人たちである。
この前提で政策をよく見れば、れいわ新選組は保守的である。

山本太郎が「天皇直訴」した。
これを、れいわ新選組が左派ではない証左であるという人たちは昔からいる。左派なら天皇に頼ることは無いから、当然の指摘である。
おそらく、山本太郎の天皇直訴は、あの田中正造のようなパフォーマンスのつもりだったんだろう。時代錯誤と言われてもいいから話題づくりのためだった。
あの時、右翼民族派の鈴木邦男は、天皇に手紙を渡すくらいいいじゃないかと言って、勝手にやるのではなく、その制度を作るべきだと述べていた。
しかし、勝手にやるから目立つのであって、それを意図した山本は、鈴木ほど天皇を尊重してはいないだろう。
それより経済政策が、れいわ新選組は左派ではない証左だ。
かつて、れいわ新選組を熱烈に応援していた元朝日新聞の鮫島浩は、いつのまにか参政党を応援するようになり、しかも、れいわ新選組が支持を失ったのは労働運動出身の大石あきこ共同代表のために左傾化したからだという根拠不明な分析をしていた。
この『月刊 紙の爆弾』に掲載された記事を読み首を傾げざるを得なかった。
すでに言われていることだが、もともと、れいわ新選組の経済政策はデタラメだと言われていた。左派なら経済を重視、マルクス主義の定義では政治は経済の従属物といわれるほどなのに。
これで学歴差別する者までいた。
あまりに山本太郎が経済に疎いことを露呈させる発言をするから、それを非難するさい、高校を中退して芸能界に入った山本太郎の経歴と絡めたのだ。しかし、山本太郎が選挙演説でやらかした程度のことは、大学を出ている人でもやらかしている。
そんなことは、どうでもいい。
このblogでは初期から、れいわ新選組の経済政策は話にならないと指摘していた。
なぜなら、貨幣を大量発行すれば庶民が富裕になるという発想だからで、「れいわ新選組は、れいわ御多福会だ」と言って。これはテレビドラマでやっていた話だ。犯罪組織が経済を混乱させるため偽札を大量に作ってばらまくさい、御多福会という新興宗教団体を作って実行役にしていた。これと同じような幻想で庶民の歓心を買ってきた、ということだ。
これこそが、れいわ新選組が左派ではない証左であり、この幻想が破れて支持を失った、というのが本当のところである。



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