「私もバッハ」
- 井上靜

- 2021年5月9日
- 読了時間: 1分
更新日:2021年6月23日
米国の有力紙が、東京五輪の開催中止を促す記事を掲載したが、その中で開催に拘るIOCを痛烈に批判し、バッハ会長のことを「ボッタクリ男爵」と皮肉った。
この「ボッタクリ男爵」の「男爵」は、もちろん「バロン」で、続けて貴族を示す「フォン」だが、「ボッタクリ」は元の英語ではRipper-offだった。
それなら「追い剥ぎ」のような感じで、この方がより凶悪そうだけれど、そう訳さないのは当然かもしれない。最近は「追い剥ぎ」と余り言わないから。このような犯罪の形式が行われなくなってきたからだろう。

ところで、ご近所のおじさんが「私もバッハなんだ」というので、何をボッタクリしたのかと一瞬は思ったが、この人はオリンピックの話になるもっと前から言っていたのを思い出した。
それは音楽の話題になると「私もバッハなんだ」で、しかし作曲もオルガンもしない。
この人の姓は小川さん。そういう意味だった。

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