top of page

​炬火 Die Fackel 

  • 執筆者の写真: 井上靜
    井上靜
  • 4月11日
  • 読了時間: 2分

 たまには微笑ましい話を。

 先日、スーパーマーケットで買い物をしていて、冷凍食品を見ていたら、ショッピングカートを押して来る女性が来て、乳母車のように小さい子供を乗せていた。それは可愛らしい女の子だった。

 そしてショーケースを見て顔の表情を輝かせるように「いちごアイスクリーム!」と言った。しかし母親は黙って通り過ぎて行った。


ree

 小さい子供は、いちごアイスクリームが好きだ。

 それで「買って」と言うものの親から「だめよ、アイスクリームばかり食べては」と拒否される、ということが、よくある。

 ところが、そのお母さんは完全無視でスルーだった。女の子の嬉しそうな様子と一緒に見ていて可笑しかった。この手もあるかと関心させられた。


 男の子でもアイスクリーム好きはいるようだ。

 映画を見ていると、『クレイマーvsクレイマー』で、小さい息子が勝手に冷蔵庫からアイスクリームを取り出して食べるから父親が怒る場面があったし、『カモン カモン』では、もう少し大きい男の子がアイスクリームを好んで食事をちゃんと食べないから注意されている場面があった。『カモン カモン』ではスマートフォンばかり見るなと言っている場面があり、そんなものは想像を絶する時代だった時に製作された『クレイマーvsクレイマー』とは何十年も隔たっているが、子供がアイスクリームを食べたがることはは共通している。

 このような場面を奇異に感じたのは、自分が小さい頃にアイスクリームを好まなかったからだろう。

 

 
 
 
  • 執筆者の写真: 井上靜
    井上靜
  • 4月10日
  • 読了時間: 2分

 石破首相が国会図書館に行って一時間くらい籠った。

 会食ばかりしている首相に比べたら仕事熱心かつ知的と言われたが、国会図書館というくらいだから国会議員が調べものをしたいと言えば司書が書物を集めてくれる。それでも自分で本を探す過程で有意義なことがあるし、それは楽しいことだ。


ree

 石破首相は図書館で知り合った女性と結婚している。

 もともと読書には熱心だったが、それが馴初めというのだから夫婦そろって勉強家である。ただし夫婦そろって着付けは駄目である。礼装したさいどちらも酷かった。「だらし内閣」といわれてしまったように石破首相は記念撮影のさい着こなしがなってなかったけれど、奥さんは皇室の人に会うからと和装をしたさい女性たちから「自信がないなら着付けの人に頼めばいいのに」と言われていた。

 そいういう身だしなみの本は夫婦そろって読んでなかったようだ。


 それはともかく、本を見つける楽しみは知っている石破首相だった。

 やはり過程に意味があるのだ。これは端末で検索するのと違う。図書館と同じく書店でも端末で検索するようになっている。かつては書店の主が本に詳しくて客はありがたく教えてもらったものだったが、書店員は本に詳しくない人ばかりになって久しい。

 これではみんなネットで買うだろう。


 ところで、このサイトの上部からホームページに行くと拙書の紹介がある。

 出版社に直接の注文をすると問屋の取り分が無いから出版社は喜ぶけれど、出版社の人が言うには注文が来るほとんどがAmazonだそうだ。便利だから当然のことだけど、それでAmazonは出版社に対して結構な横柄さである。

 

 

 
 
 

更新日:4月9日

 元弁護士の山添拓議員が国会で追及していた。

 かつて治安維持法に基づいて弾圧された人に対して、政府は今も居直っていることを。正式に成立した法律に基いて適法に処刑されたのだから国は悪くないと言い続けるのは非人道的であると。

 これはドイツも同じだ。ナチス政権下での弾圧は適法に行われたというのが公式見解である。


ree

 このことは『白バラ』の映画にあった。

 ナチス政権下で政府を批判するビラを配布した大学生グループを全員死刑にした事実を映画化したドイツ映画『白バラは死なず』の最後で。この見解が批判的に引用されていた。

 この映画でも、後に発見された資料も考証に加えて再映画化された『白バラの祈り』でも、裁判官の異常な対応が描かれている。いくら適法でも、法律が悪いとしても、裁判官が政権に媚びず公正であれば、あそこまで酷いことにはならない。


 イーロンマスクが、悪い評価の裁判官を毎年1%解雇すべきと主張した。

 この評価とは、どのようにするべきかで問題になる。だいたい、デタラメな訴訟指揮と判決ばかり繰り返している裁判は、そうすることによって権力に媚びているのだから、これをいくら評判が悪くても解雇することは難しい。

 逆に、喩えばジョングリシャムの『ペリカン文書』のように、環境破壊で大儲けを企む企業及びそのお零れに預かりたい田舎者たちが、開発差し止め請求訴訟で邪魔になる裁判官を排除したい、というようなことが起きるだろう。

 しかし客観的に評価できることはあるので、これを公正に行えば、悪い裁判官を追放することは可能だ。


 東京高裁の三角比呂裁判官など代表的だ。

 法廷で平然と嘘をつく、訴訟の内容と判決の内容が全然違っている、いちいち荒唐無稽や支離滅裂である、などなど。これに裁判の当時者はもちろん、普段は裁判官の批判は控えている弁護士まで、三角比呂は無茶苦茶なことを平気でやらかしていると言っているほどだ。

 こうすることで順調に昇進している裁判官が司法を牛耳っているから、検察官は捏造で冤罪を作ってばかりいるし、どうせ無駄だとやる気を無くしている弁護士ばかりになる。そして真面目な人は法曹を志望しなくなり、優秀な人材が集まらず、日本の司法は無能な人ばかりと何十年も前から言われてきたのだ。

 

 だからイーロンマスクの言う通り三角比呂裁判官を解雇すべきである。 

 


 
 
 
  • twitter

©2020 by 井上靜。Wix.com で作成されました。

bottom of page