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いちごアイスクリーム

  • 執筆者の写真: 井上靜
    井上靜
  • 4月11日
  • 読了時間: 2分

 たまには微笑ましい話を。

 先日、スーパーマーケットで買い物をしていて、冷凍食品を見ていたら、ショッピングカートを押して来る女性が来て、乳母車のように小さい子供を乗せていた。それは可愛らしい女の子だった。

 そしてショーケースを見て顔の表情を輝かせるように「いちごアイスクリーム!」と言った。しかし母親は黙って通り過ぎて行った。



 小さい子供は、いちごアイスクリームが好きだ。

 それで「買って」と言うものの親から「だめよ、アイスクリームばかり食べては」と拒否される、ということが、よくある。

 ところが、そのお母さんは完全無視でスルーだった。女の子の嬉しそうな様子と一緒に見ていて可笑しかった。この手もあるかと関心させられた。


 男の子でもアイスクリーム好きはいるようだ。

 映画を見ていると、『クレイマーvsクレイマー』で、小さい息子が勝手に冷蔵庫からアイスクリームを取り出して食べるから父親が怒る場面があったし、『カモン カモン』では、もう少し大きい男の子がアイスクリームを好んで食事をちゃんと食べないから注意されている場面があった。『カモン カモン』ではスマートフォンばかり見るなと言っている場面があり、そんなものは想像を絶する時代だった時に製作された『クレイマーvsクレイマー』とは何十年も隔たっているが、子供がアイスクリームを食べたがることはは共通している。

 このような場面を奇異に感じたのは、自分が小さい頃にアイスクリームを好まなかったからだろう。

 

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