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​炬火 Die Fackel 

  • 執筆者の写真: 井上靜
    井上靜
  • 2025年8月7日
  • 読了時間: 2分

 TBSの安住紳一郎アナウンサーが発言した。

 「やっぱり、許しがたいのは湾岸に建てた高層マンションだよね。私が都知事になったら、あれ全部解体しますよ。住んでる人に悪いけど全部取壊しちゃう。風の通り道をつくりましょうね」

 たしかに、湾岸ビル街がなくなれば、海からの風がまた通って涼しくなる。


 安住アナウンサーを都知事に、という待望論まで出た。

 ちゃんと気づくべきところに気づいて、それを都知事になったら解決すると発言したのだから。湾岸部の都有地である晴海フラッグや築地市場跡にマンションなどの高層ビルを建設しまくって東京都の超ヒートアイランド現象を引き起こしたのは小池百合子都知事である。

 これだけではない。



 この異常な猛暑をさらに酷くしている小池百合子都知事。

 今も、神宮外苑では超高層ビルなどを建てるたる樹木の伐採が行われている。都市の樹木は強い日差しを遮るほか騒音の吸収もしている。気温が30度を超えると植物にとって暑すぎである。28度くらいがちょうどよいらしい。それで植物はエアコンと同じように内部の循環により周囲の気温を下げている。それで建物の陰より木陰は涼しい。ただ日陰を作っているだけではないのだ。

 だから世界各国の都市では並木を重用している。それなのに、東京は、ただでさえ足りない樹木をさらに伐採している。


 三井不動産や伊藤忠は小池百合子都知事のおかげで大儲け。

 これは都有地と都の緑の共有財産を都民から奪ってのことだ。これで都民は異常な暑さの中で直射日光を浴びながら歩くはめになった。

 しかし一部の大企業を大儲けさせている小池百合子都知事は、大企業から悦ばれ、後ろ盾となってもらえる。だから、公約を何も実現していないのに再選できるのだ。

 この暑さに苦しむ都民は、小池百合子都知事を辞めさせるべきである。

 

 

 
 
 
  • 執筆者の写真: 井上靜
    井上靜
  • 2025年8月5日
  • 読了時間: 2分

更新日:2025年8月13日

 NHKの子ども番組で日本の中国侵略について言及されたことに対してSNSの反応。

 反論というより激しい罵倒だった。戦争があった現地での個々の事象に対する意見ではなく、大雑把に「侵略ではない」と声高に叫ぶ。

 そんなことは岸信介だって中曽根康弘だって言わなかった。


 では反論している人々の根拠とは何か。

 開戦の詔勅だったり、東南アジア諸国の一部の政治家の発言だったり、帝国主義的情勢からの正当化だったりで、中国ではなく朝鮮半島に関しては、植民地ではなく併合だとか、いいこともした、などなどもう20年、30年前から議論しつくされ、ネット上でもさまざまな史料から否定されているものばかり。

 そんな話をしている人たちが増加して、国会議員にまでなった人がいる。投票した人達がいるからだ。


 でもこれは昔からのことで、今はSNSに反映して解かり易くなったという違いだけだろう。

 こういうのは、自分が子供のころから後に話を人から聞いた話まで共通して、まず間違いなく、お父さんが言うからそうだと子供は思うのだ。学校で教えても報道されても親父が頭ごなしに否定し、教師やマスコミはアカだから信じては駄目と言う。まともに根拠なんかない。自分の頭で理解できないとか、権勢に媚びる癖がついたとか、お粗末な事情だ。

 そんなお父さんは反知性主義者なもので、そんな者たちがいることに世代差は無いのだ。世の常である。



 子供が成長して後から気づく場合もある。

 そして父親にその誤りを指摘すると、不快感を露にする。子供がちょっと勉強したら、それを生意気だと感じるからだ。

 しかし反知性主義は再生産される。そんなお父さんがいるのは、そのまたお父さんがそうだったからなので、同じようにして子供に受け継がれてしまう。

 つまり時代の変化などではないし、戦争の記憶が時間の経過とともに薄れてきたためでもない。ただ、水は低きに流れるというだけのことだ。だから嘆くのではなく、そんなことがあるというのを当然の前提として念頭に置いておくべきことなのだ。 

 
 
 
  • 執筆者の写真: 井上靜
    井上靜
  • 2025年8月3日
  • 読了時間: 3分

更新日:2025年8月4日

 有田芳生議員の頭を見ていて薬のことを考えた。

 発毛剤のミノキシジルが適応されるのは65歳までだが、まだ彼が年齢的に効くとされる時に発売されていた。その時、彼は使用していただろうか。気にしてないとか諦めているとかなら別だが、もしも使用したなら結果は無駄ということになる。

 よく、ミノキシジルは医学的に発毛の効果が確認されていると言われているけれど、実際に脱毛症の治療をたくさんしてきた医師は、その経験からミノキシジルの発毛効果は何となく毛が増えたくらいの感じがする程度で、脱毛症になる前の状態に戻ったとかフサフサになったとか言う患者には会ったことが無いと言う。


 また、発毛剤を使ったけれど効果が無かったという人は多い。

 これに対して、発毛剤を販売している製薬会社は、正しい使用方法ではなかったのではないかと言う。けれど、難しすぎるとか手間がかかりすぎるとかいうことは全然なく、それなのに脱毛症に悩む人が正しく使用しないなんてことは、ごく稀であるはずだ。

 なにより、正しい使用をすれば効果があるなら、派手に宣伝して相当に売れているわけだから、ミノキシジル発毛剤が発売されてから脱毛症の人が激減しているはずだが、街を歩いていて大勢の人達を見ても昔と違わなない。

 ということだから、ミノキシジル発毛剤は少なくとも美容的な成果が見えるほど有効ではない。つまり気休め程度の効き目で、肝心の外見は変わらないということだから、この最も重要な点からすると全然効かないのだ。なのに高価であるから買うのは散財でしかない。


 これでも医学的には効果が確認されていることになる。

 もちろん嘘ではない。臨床実験して効果があった。その原理も解っている。あくまで医学的ということで、美容的などと言ったことでは無意味である。それに高い金を払って買うのは無駄でしかない。

 それを言っているのに、医学的には効果があると証明されているとか、なのに効果が無いというのは使用方法が正しくないとか、そういう反論をしても虚しいだけである。

 ところが、医学的に確認されているから効かないわけがないと言ってしまう人たちがいる。それは問題になっている点が違う。これを解らないか、あるいは故意にスリカエるか、そういう虚偽が他にも多くの薬について横行している。



 これを有田芳生議員に当てはめたら。

 実際に発毛剤を使用したかは別にして、仮に彼が使用していて、効いていると公言したら、どうか。その頭でも効いたと言えるのか、使用した期間はどれくらいか、というやり取りになるだろう。そして、使用したのは相当の期間で、その期間から費用も相当だった、ということなら、これでは効いてない、効いたとしても気休め程度だ、そんなことに散財して愚かだ、ということになる。

 それでも、効果は医学的に確認されているのだから効いているはずだ、と彼が強弁したら。実に滑稽であるが、これは彼の普段からの言動や態度から、きっと、そう言うはずだ。そうなると、薬品の効果という問題が、とても解かり易い。

 なんで他の人を例にしないかというと、薬害と行政について議員の立場に関わる普段の言動と態度からして良い例だからである。他の薬品を例にしないのは、これより解かり易い例がないからである。

 
 
 
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