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​炬火 Die Fackel 

 買い物の会計で嫌な思いをした。

 早く済ませたいからバーコード決済にしたのに、店員の婆ちゃん(実年齢より老けて見える人かもしれない)が操作を間違え、間違えていることに気づかす、指摘されても操作を改めず、何度やってもエラーになると言ってスキャナーの画面を見せるけど、それは全く関係ない。

 この人は、仕組みと扱い方を解ってないのだ。


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 バーコードにスキャナーをあててないのだ。

 それなのに、スキャナーの画面を見せて、商品の値段は画面に出ているから、スマホのバーコードでエラーになっていると繰り返す。商品の値段は商品に付いているバーコードを読み取っているから表示されているだけで、それとは関係ない。支払いのエラーは決済のバーコードを読み取れていないのであり、バーコードをスキャナーが読み取っていないからエラーしているのだ。

 なのに、自分が変なあて方をしていることを、この店員にいくら言っても理解不能だった。


 しかも残高不足だと的外れを言う。

 そんなことは有り得ない。クレジットカードからの引き落としだから残高は関係ないと言ったら、「カードで払いますか」と更に頓珍漢なことを言い出す。

 すると後の客が「急いでいるんですけど」と焦って言い出したら、店員の婆ちゃんは「現金で払ってくれたら、こんなことは無い」と言って客のせいにする。


 スキャナーをひったくりスマホのバーコードに正しく当てたら一発で正しく反応した。

 それで婆ちゃんは「すみません」やっと謝った。これに限らず、この大型スーパーの店員は全体的に変で、前にも医薬品コーナーの薬剤師が見かねてレジ応援していた。

 かつて、ここは経営の頂点が変だと経済誌の記事にあったけど、その反映なのだろうか。

 
 
 

 大川原化工機の冤罪事件は、政治的な背景から生贄にするため経営者を逮捕し、病気で治療が必要なのに保釈を認めず死なせたという残忍さ極まる権力犯罪だった。

 それでも強引に起訴に持ち込んだ狂気の冷血女は非を認めていない。担当した警察官たちも昇進している。

 しかし、出世亡者にとって痛む良心など無いものだ。


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 ここで裁判官の責任が問われている。

 その損害賠償請求訴訟の判決で、一審も二審も遺族らの請求を認めたうえ、さらに事件そのものが捏造だったという指摘がされている。関与した警官の中からも捏造だと認める発言が出ている。手柄にしたい欲だったのだろうと。

 しかし、あの岡口基一もと裁判官は指摘していた。逮捕したのも、拘留したのも、保釈をしなかったのも、裁判所である、と。

 たしかに、逮捕するには令状を裁判所が発行する必要があり、裁判所が逮捕状の請求を退ければ逮捕はできなかった。また拘留に裁判所が駄目出しするか保釈の申請を認めるかすれば、病気の治療を受けられたから、あんなふうに死ぬことはなかった。


 警察・検察による人権侵害は裁判所が止められる。

 それが主要な仕事である。しかし、損害賠償請求訴訟の判決で、捜査の違法性や事件が捏造であることは認めたけれど、裁判所の対応は断罪していない。

 もともと、身内に甘いのはどこも同じだが、裁判所は酷くて醜い。時には、令状の申請を拒絶しないどころか、令状が必要なのに令状なく警察・検察が人権侵害しても、そのことで賠償請求訴訟になったら、在りもしない令状があったように捏造話を判決文に書くことまでする。


 それを追及している一つが、東京地方裁判所の飛澤知行裁判官を糾弾する訴訟である。

 すると、これまた悪名高い大須賀寛之裁判官が庇い、判決文を無関係な話で埋めるよう縷々述べ肝心の問題には全く言及しない始末。

 この控訴審が、そう遠くない日時未定で始まるから、その時はまた傍聴に来て欲しい。

 
 
 
  • 執筆者の写真: 井上靜
    井上靜
  • 5月30日
  • 読了時間: 2分

 トランプ大統領に敵視されているハーバード大学。

 ハーバード大学は、エール大学と共にアメリカの名門私大の双璧だけど、トランプが言ってるのとは違うことでハーバード大学は評判悪い。

 その双璧は、ビジネスの「ハーバード流交渉術」と、医学の「ハーバード基準」である。あんなことやってる大学ということで。

 

 アメリカの有名な弁護士が、ハーバード流交渉術を批判していた。

 あれには人と人との接し方として限界があるということだが、その効果はいかがなものかというものである。

 どうであれ大学の名を付けるというのが、なんとも気取っている。


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 ハーバード基準とは脳死と臓器移植のため。

 それで、エリートが人の死を勝手に決めてしまうという批判がある。

 かつて日本のカルト団体の教祖が、団体の施設内で信者が死んでも放置していたため死体遺棄で逮捕され刑務所に入れられた事件があったけれど、このさい教祖は人の生死について独自の発想で語り「これは定説です」と繰り返したから、ちょっとした流行語になった。

 それとハーバード大学の医学部は大して変わらない。それどころかナチズムに通じる発想だという批判まで、アメリカであがっていた。


 ハーバード大学とエール大学はアメリカの名門私大の双璧。

 だから、日本なら早稲田と慶応だけど、入試の難易度は東大より高いと言う人がいる。

 これは人口比からの競争率だけど、しかし貧困家庭出身者は大学に進学できず、これは日本でもあることだけど、アメリカはもっと貧富の差が極端だから、最初から諦めざるを得ない人が膨大にいるので、競争率はもっと低いはずだ。


 トランプ大統領のせいでハーバードを追われた人がいる。

 それで東大が受け入れを表明している。どちらも臓器売買で騒がれたことがあるから、その点では親和性があるかもしれない。

 もちろん、医学部のことではあるが、体質が同じだから他の分野でも合うはずである。

 
 
 
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