ハーバード大学は本当に名門大学か
- 井上靜

- 5月30日
- 読了時間: 2分
トランプ大統領に敵視されているハーバード大学。
ハーバード大学は、エール大学と共にアメリカの名門私大の双璧だけど、トランプが言ってるのとは違うことでハーバード大学は評判悪い。
その双璧は、ビジネスの「ハーバード流交渉術」と、医学の「ハーバード基準」である。あんなことやってる大学ということで。
アメリカの有名な弁護士が、ハーバード流交渉術を批判していた。
あれには人と人との接し方として限界があるということだが、その効果はいかがなものかというものである。
どうであれ大学の名を付けるというのが、なんとも気取っている。

ハーバード基準とは脳死と臓器移植のため。
それで、エリートが人の死を勝手に決めてしまうという批判がある。
かつて日本のカルト団体の教祖が、団体の施設内で信者が死んでも放置していたため死体遺棄で逮捕され刑務所に入れられた事件があったけれど、このさい教祖は人の生死について独自の発想で語り「これは定説です」と繰り返したから、ちょっとした流行語になった。
それとハーバード大学の医学部は大して変わらない。それどころかナチズムに通じる発想だという批判まで、アメリカであがっていた。
ハーバード大学とエール大学はアメリカの名門私大の双璧。
だから、日本なら早稲田と慶応だけど、入試の難易度は東大より高いと言う人がいる。
これは人口比からの競争率だけど、しかし貧困家庭出身者は大学に進学できず、これは日本でもあることだけど、アメリカはもっと貧富の差が極端だから、最初から諦めざるを得ない人が膨大にいるので、競争率はもっと低いはずだ。
トランプ大統領のせいでハーバードを追われた人がいる。
それで東大が受け入れを表明している。どちらも臓器売買で騒がれたことがあるから、その点では親和性があるかもしれない。
もちろん、医学部のことではあるが、体質が同じだから他の分野でも合うはずである。



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