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​炬火 Die Fackel 

  • 執筆者の写真: 井上靜
    井上靜
  • 2023年3月9日
  • 読了時間: 2分

 日本の芸能について外国メディアが取り上げて話題だ。

 これは周知のとおり日本の有力な芸能事務所の代表者が、アイドルとかスターとかにしてやると誘った少年に対し、同性愛行為を強要しているという問題だ。

何十年も前すでに、その卑猥で衝撃的なプライベート写真の流出や内部告発があって、騒ぎになったことの多くが事実だった。

 ところが、日本のマスコミは、人気の芸能人を抱える会社からボイコットされると商売に差し障るからタブーで、では国会で取り上げられたこともあるが、実は歴代の首相の中に衆道と小児性愛の者がいたから、それ以上の追及が出来なかったとも言われる。

そうしたら外国メディアが取り上げたという次第だ。


 前に問題となったさい、そうまでして芸能人になりたいのかと疑問を持つ人たちもいた。

 しかし貧しい家庭の出身者が、とにかく芸能で稼げるなら、という気持ちで、そこに付け込まれたわけだった。

 このアイドルたちについて、あんなのは子供騙しで芸とは到底いえないと、ベテランの歌手が批判していた。そして、かつて戦争に駆り出された少年たちのことを思い出すと悲しいと言い、そんな時代でなくなったのだからバカなことは止しなさいと怒っていた。ほんとうに芸事に関心があるなら、きちんと歌や踊りの稽古をしなさい、と。

 それができない貧困家庭出身の子供が、別の子供たちから小遣いを巻き上げる商売に利用され、しかも未成年者に対しての性的虐待という搾取をされる。つまり、戦争で英雄になれるとか、軍隊なら衣食住が保証されているとか、それと同じことである。


 それどころか、風俗嬢の募集をする広告を載せたトラックが堂々と走り回っている。

 ここまで貧しくなったのだ。まるで226事件の前のようだ。決起した青年将校たちには、貧困のため自分の姉妹が身売りされて、それを上官が弄んでいるなど社会の腐敗に怒っていた者もいた。

 そんな堕落した政府の要人たちを殺害すれば天皇が称賛してくれると勝手に思い込んでいた。そんな叛乱を認めていたら示しがつかないし、仮に天皇が同情しても政府のほうが何も言わせないか逆のことを言わせるに決まっている。

 今も同じことが言える。怒るのはいいが、そこでとんでもない勘違いがある。



 要するに、芸能のことも風俗のことも、日本が戦前からずっと肝心なところで変わっていない、進歩が無い、ということだろう。

 
 
 
  • 執筆者の写真: 井上靜
    井上靜
  • 2023年2月1日
  • 読了時間: 2分

 先日、整形外科に行ったことを話題にした。

 このとき待合室のテレビを見ていたら、タレントの優香が出ていて、今は二歳児の母親であり、毎日が「ふと時計を見たら、もうこんな時間か」の連続だと言っていた。

 それくらい、小さい子供は手がかかるということで、これは誰でも知っていることだと思ったら大間違い。知らない人がいて、たまにはいるかもしれないけれど、なんとそれが岸田首相だったというオソマツ。



 周知のとおり岸田首相は、育児休暇中の女性が勉強できるようにしたらいいと言った。

 これは、育児休暇中に暇があると勘違いしていなければ出てこない発言だ。それで、首相は何も知らないと顰蹙を買ったのだった。これでは、育児についてまともな政策ができるわけがなく、環境の悪さから子供が産まれなくなって経済などにも悪影響を及ぼす。


 最近の政治家に非常識な言動が目立つようになった。

 昔から、人権に配慮が無いという批判を受ける政治家ならいたけれど、それとは違ってきた。おそらく、今の政治家たちは自分が小さいころ、母親が育児休暇中に金で雇った人に丸投げして自分は遊んでいた、というのを見て育ったから、それが当たり前だと思いこんだのではないか。そう言う人が巷の雑談では多い。

 実際にはどうか、見たわけではないが、そんな雰囲気が感じられる人ばかり政治家になっているというわけだ。


 ちょうど、優香の話があって、続けて岸田首相の発言、という次第であった。

 
 
 
  • 執筆者の写真: 井上靜
    井上靜
  • 2022年12月13日
  • 読了時間: 2分

 俳優の渡辺徹が死去との報道があった。

 かつては長身の二枚目でアイドルのように女性から人気があったけれど、テレビの刑事ドラマで走り回っている役の後は料理番組のレギュラーになり、この辺りから太り始めて、性格俳優ならぬ体格俳優と揶揄されながらデブを売りにする芸風になったことは有名。


 元々は俳優座で演技がシッカリした実力派の俳優だった。

 だから俳優として活躍する一方でナレーターや外国映画の吹替声優もこなしていた。語り部は上手で、よくラジオにも主杖していたし、声優としては『スターウォーズ』が最初にテレビ放送されたさい主人公の吹替も彼であった。


 アクションが無くなったら太り始めたのは、それだけ大食漢だったから。

 共演した俳優も、渡辺徹が大柄であるにしても大食いだと言っていた。ただ、彼の大食は不健康な暴飲暴食なので、妻が配慮した食事にしたけれど、隠れて食べていたそうだ。

 そこで象徴的だったのは何でもマヨネーズを付けて食べることだった。


 「マヨラー」と呼ばれる人たちがいる。

 なにを食べるさいも必ずマヨネーズを付けるからで、渡辺徹もマヨラーだったらしい。魚肉ソーセージは物足りないからマヨネーズを付ける人がいて、そんな役を渡辺徹がドラマで演じていたことがある。腹が減ったからと魚肉ソーセージと共にマヨネーズを持ち出す場面は演出ではなく渡辺徹が自発的にやったことのようだったが、実際に日常的にやっていたということだろう。

 


 マヨネーズを好む人の原因は油だと言われる。

 マヨネーズには油が多く、油・脂は舌触りで快感があり、それで習慣性さらに依存症となるという指摘がある。

 それで、無いと物足りず、量も増えてゆく。これでは太るわけだ。油は脂に比べると身体への害で心配が少ないけれど、食べ過ぎはよくない。また、油の酸化やトランス脂肪酸の悪影響が危惧されるので他の油を使った調味料や揚げ物も避けるべきだという医師もいる。


 かつてフライドポテトが好きだった自分。

 けれど、テレビでマツコデラックスという人が、フライドポテトの魅力を語っていて、このさい、その顎から首にかけて見ていたらフライドポテトを食べる気が失せたということがある。

 そして渡辺徹の訃報である。油・脂は避けるべきだと改めて思った。

 
 
 
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