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​炬火 Die Fackel 

  • 執筆者の写真: 井上靜
    井上靜
  • 2023年2月1日
  • 読了時間: 2分

 先日、整形外科に行ったことを話題にした。

 このとき待合室のテレビを見ていたら、タレントの優香が出ていて、今は二歳児の母親であり、毎日が「ふと時計を見たら、もうこんな時間か」の連続だと言っていた。

 それくらい、小さい子供は手がかかるということで、これは誰でも知っていることだと思ったら大間違い。知らない人がいて、たまにはいるかもしれないけれど、なんとそれが岸田首相だったというオソマツ。



 周知のとおり岸田首相は、育児休暇中の女性が勉強できるようにしたらいいと言った。

 これは、育児休暇中に暇があると勘違いしていなければ出てこない発言だ。それで、首相は何も知らないと顰蹙を買ったのだった。これでは、育児についてまともな政策ができるわけがなく、環境の悪さから子供が産まれなくなって経済などにも悪影響を及ぼす。


 最近の政治家に非常識な言動が目立つようになった。

 昔から、人権に配慮が無いという批判を受ける政治家ならいたけれど、それとは違ってきた。おそらく、今の政治家たちは自分が小さいころ、母親が育児休暇中に金で雇った人に丸投げして自分は遊んでいた、というのを見て育ったから、それが当たり前だと思いこんだのではないか。そう言う人が巷の雑談では多い。

 実際にはどうか、見たわけではないが、そんな雰囲気が感じられる人ばかり政治家になっているというわけだ。


 ちょうど、優香の話があって、続けて岸田首相の発言、という次第であった。

 
 
 
  • 執筆者の写真: 井上靜
    井上靜
  • 2022年12月13日
  • 読了時間: 2分

 俳優の渡辺徹が死去との報道があった。

 かつては長身の二枚目でアイドルのように女性から人気があったけれど、テレビの刑事ドラマで走り回っている役の後は料理番組のレギュラーになり、この辺りから太り始めて、性格俳優ならぬ体格俳優と揶揄されながらデブを売りにする芸風になったことは有名。


 元々は俳優座で演技がシッカリした実力派の俳優だった。

 だから俳優として活躍する一方でナレーターや外国映画の吹替声優もこなしていた。語り部は上手で、よくラジオにも主杖していたし、声優としては『スターウォーズ』が最初にテレビ放送されたさい主人公の吹替も彼であった。


 アクションが無くなったら太り始めたのは、それだけ大食漢だったから。

 共演した俳優も、渡辺徹が大柄であるにしても大食いだと言っていた。ただ、彼の大食は不健康な暴飲暴食なので、妻が配慮した食事にしたけれど、隠れて食べていたそうだ。

 そこで象徴的だったのは何でもマヨネーズを付けて食べることだった。


 「マヨラー」と呼ばれる人たちがいる。

 なにを食べるさいも必ずマヨネーズを付けるからで、渡辺徹もマヨラーだったらしい。魚肉ソーセージは物足りないからマヨネーズを付ける人がいて、そんな役を渡辺徹がドラマで演じていたことがある。腹が減ったからと魚肉ソーセージと共にマヨネーズを持ち出す場面は演出ではなく渡辺徹が自発的にやったことのようだったが、実際に日常的にやっていたということだろう。

 


 マヨネーズを好む人の原因は油だと言われる。

 マヨネーズには油が多く、油・脂は舌触りで快感があり、それで習慣性さらに依存症となるという指摘がある。

 それで、無いと物足りず、量も増えてゆく。これでは太るわけだ。油は脂に比べると身体への害で心配が少ないけれど、食べ過ぎはよくない。また、油の酸化やトランス脂肪酸の悪影響が危惧されるので他の油を使った調味料や揚げ物も避けるべきだという医師もいる。


 かつてフライドポテトが好きだった自分。

 けれど、テレビでマツコデラックスという人が、フライドポテトの魅力を語っていて、このさい、その顎から首にかけて見ていたらフライドポテトを食べる気が失せたということがある。

 そして渡辺徹の訃報である。油・脂は避けるべきだと改めて思った。

 
 
 
  • 執筆者の写真: 井上靜
    井上靜
  • 2022年11月20日
  • 読了時間: 3分

 『ボヘミアンラプソディー』を観て感心したことは、よく似た人を探したこと。

 主人公のフレディマーキュリーをはじめクイーンのメンバーたちの他にデビッドボウイやボブゲルドフがまるで当人のように見えた。

 この劇中で英語の歌詞が変な日本語に聴こえてしまう「空耳」の有名な「♪エブリバディワシゃコケた~」とか「♪キラークイーンがんばれタブチ」とか出てきたけれど、ここからプロ野球のことで思い出したことがある。

      

 『がんばれタブチくん』という漫画があった。

 だから、そんなふうに歌詞が聴こえるのだろう。本当は「ガンパウダーゼラチン」(弾薬・爆薬)だが、漫画がアニメ化もして有名だから歌の語呂から連想してしまうわけだ。あの当時、ちょうど西武ライオンズに移籍した田淵幸一選手のことを笑い話のモデルにしていた。

 ここで、西武ライオンズ球場に近い西武池袋線の小手指駅が出て来る。実際の駅周辺とはまるで違う景色であったが、田淵選手は実際に小手指駅近くの西武が建てたマンションに住んでいた。通勤が便利ということだったのだろう。


 また、あのころ田淵選手は離婚と再婚をしていた。

 笑い者にされたから漫画を怒っているかと思われたが、田淵選手は読んだら面白かったと大らかに言っていた。ただ、私生活を知らないと描けないことがあって、誰が作者に教えたのかと思い疑わしい人を問い詰めたりしたが、実は離婚した元妻だったそうだ。あまり円満離婚ではなかったらしいと当時は言われていたから、これに納得した人もいる。

 そして女優のジャネット八田と再婚した。これも有名な話だ。



 小手指の、近所では老舗の米屋に注文の電話が定期的に来たそうだ。

 そのさい、いつもの配達をまたと言って部屋番号を告げるのだが、そのさい新入りのパートのオバサンが名前を訊いたうえ、いつものことだから部屋番号で判ると言われたのにしつこく訊いたので、電話を切られてしまった。

 その意味が解らないオバサンは、後で店主に悪げもなく言ったところ、店主が驚いて失礼を詫びに言ったそうだ。これを同じ店で働く知り合いに聞いて、なんて気が利かないオバサンかと呆れたが、その話をした人は「芸能人だから」と言う。たしかに芸能人だからプライバシーを特に気にするだろうが、そうでなくても、いちおう相手がそれで解ると言っているのに訊くは気が利かない。通販ならともかく店と近所の得意先のことではないか。


 そんなことを観た映画から間接的に思い出した。

 だが、気が利かないのはオバサンだけでなく、他にも定年退職したジーサンなど電話の対応が酷いものだ。例えば、かつて飲み屋で働いていた時、店で深夜に客のためタクシーを電話で呼ぶ場合に、店名か店長の名義にしておいてと言っているのに、電話番の定年退職ジジイがどうしても客の名前を言えと食い下がる。頭にきて切って他のタクシー会社に電話かけたことがあるけれど、なんで主婦オバサンや定年ジーサンは駄目なのだろうか。

 また、この種の人たちほど、芸能人など有名人が客だと面白がって噂にして、場合によっては電話番号をペラペラと言いふらすから迷惑するはずである。だから田淵選手夫妻も言わなかったのだろう。

 
 
 
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