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​炬火 Die Fackel 

  • 執筆者の写真: 井上靜
    井上靜
  • 2023年11月25日
  • 読了時間: 3分

 東芝が株の公開を止める決定をした。

 これは、このところ続いた経営の混乱が原因で「もの言う出資者」である株主を抱えている余裕がなくなったから、ということらしい。特に原発事故があったことで、サザエさんが言いづけた「エネルギーとエレクトロニクスの東芝」としては深刻な問題に直面したわけだ。

 しかし、そうでなければ世界的に知られる技術を持っていたのだから、ここで起死回生を目指すつもりだと言う。


 日本で原発の設計図を書いていたと自慢していたのが大前研一である。

 そして原発事故があっても原発に執心であるが、過去に政界入りを志向して失敗した人というのが一般的な認識だろう。

 かつて、都知事選で青島に投票する奴は駄目だと言っていた知人が、では誰に投票したのかと訊いたら大前研一と言うので、この人も駄目だと思ったことがある。


 あの都知事選挙で大前研一は虚飾が剥がれた。

 彼は、自分にソコソコの知名度があるから、あとは宣伝だと勘違いして、金をかけて派手なパフォーマンスを繰り返し、唄ったり踊ったりしてバカらしいと有権者から無視され、焦る姿がテレビで放送されていた。これでは票が入らなくて当たり前なのに、デマを流されたから惨敗したと言い訳をしていた。

 いくら何でも空々しい。歌ったり踊ったりで落選しておいて不正選挙だと言い訳したのだから、大前研一はオウム真理教の麻原彰晃と同じだ。

 

 大前研一は経営コンサルティング会社を経営していた。

 そのマッキンゼーという会社の手法は、経営の改善ではなく、下っ端が悪いのであって上層部の責任ではないのだと言って御機嫌をとるだけだと指摘されていたし、実際そうだとしか言いようがなかった。

 そんな人が、政界入りを志向して「平成維新」と標榜していた。こちらが今の維新の元祖であり、名称だけでなく内容も同じだ。

 しかし大前研一が政界入りにしくじり、同じことを実施したのは小泉純一郎であった。この師匠が竹中平蔵である。



 韓国映画『国家が破産する日』が話題だった。

 この内容は韓国が一時的な繁栄に浮かれ「北朝鮮を抜いただけでなく、日本に次ぐアジア第二位の経済大国になった」と言っていたが、すぐに虚飾が剝がれて経済破綻しIMF傘下に入ってしまった時代を背景にしている。

 このIMFは、アメリカのでも駄目な組織だと指摘がある。だから韓国の専門家たちからも、関わるのは危険だと指摘されていた。それを、ちょうど竹中平蔵のような次官が強引にIMFを呼ぶことに決めて、異論は排除し、すると危惧したとおりIMFは金を融通する代わりに、経済へのテコ入れとして人材の流動化と称した安易な解雇と非正規雇用の合法化を強要したうえ、韓国を外資に売り飛ばすよう求めてきた。

 これで韓国の中小零細企業は次々と潰れ、庶民は生活苦に陥り、自殺者が激増するが、一部の大企業だけ大得して、そこに次官は天下りする。

 まったく、小泉純一郎のやらかしたことと酷似しているが、もともとは元祖「維新」と称して大前研一が目指したものだった。


 やはり「ナポレオンがいなくても誰かがやったはず」という格言は正しいということだ。

 
 
 
  • 執筆者の写真: 井上靜
    井上靜
  • 2023年10月30日
  • 読了時間: 2分

 サントリーの経営者が狂気の発言をしたのは周知のとおり。

 この人は金と女に関して色々と怪しいというかヤバ人であると報じられているけれど、そんな人が健康保険とマイナンバーカードの紐づけによる保険証の廃止について「納期」を守るよう政府に指示しており、そうなると自社の利益のため政府を買収しておいて従えと言ったことになるから、騒ぎになったわけだ。


 また、健康保険を民間でやれと言い出した。

 あのマイケルムーアの記録映画『シッコ』で問題の米国みたいに日本を陥れて、一部の民間企業が国民の生命を犠牲にして暴利を貪ろうという悪計を公然と口にしたということだ。それでサントリーの不買運動が起きた。

 これに焦ったのか、皆保険制度を否定する意図は無かったと弁解していた。

 しかし、病気になってからではなく、未然に防止する対策に切り替えるべきと言ったことは否定してなかった。



 だからサントリーは廃業するべきだ。

 当たり前である。病気を未然に防止するべきなら酒なんてとんでもない。昔は間違った認識のため、タバコと違って酒は飲みすぎなければ健康に良いこともあると言われたが、実はアルコールも実に身体に有害であるから、飲酒も喫煙と同様に百害あって一利なしであると判明して久しい。

 そこで、健康保険より病気の防止だと言ったのだから、サントリーはアルコール飲料の製造販売を一切やめないといけない。また、糖分が異常に多くて添加物も使われる飲料水も健康に悪いから、販売してはならない。他の会社にも呼び掛けるべきだ。サプリメント部門は残っていいような気がするけれど、その効能は疑問だし、添加物のことも大丈夫とはいうけれど心配だし、なによりサプリメントを飲んでいるからと安心して食生活が劣悪になるなど、むしろ不健康になるほうが多いと医師らも指摘している。


 もうサントリーは廃業しかない。

 ついでに、酒と同様に宣伝と雰囲気で売って品質を欺くバブル時代のコンサートホールも閉鎖したほうが音楽のためである。

 
 
 
  • 執筆者の写真: 井上靜
    井上靜
  • 2023年9月25日
  • 読了時間: 2分

 「見~て~る~だ~け~」



 という流行語が90年代にあった。

 これはカタログ通販のテレビ宣伝のこと。石田えりや田嶋陽子らが店の商品を興味津々で見ていると、店員が声をかけてきて「それはですね」とか「何かお探しですか」とか言って説明しようとするのだが「ん~ん~、見~て~る~だ~け~」と言う。

 何を言われても「見~て~る~だ~け~」と繰り返す。

 


 そして、店で調べて家で買うという説明がされる。

 まったく、店に喧嘩を売るようなCМであった。これは当時テレビの人気アニメ例えば『セーラームーン』の劇中でも「見~て~る~だ~け~」というセリフが出てきたりで、あちこちパロディになったり流用されたりしたものだった。


 あの当時は笑い話で済んだ。

 しかし、今ではカタログ通販の他にもネット通販でアマゾンや楽天が派手な展開を しているから、小売店が潰れたりする一方で配達業者が負担に耐えられず従業員が辞めてしまい人手不足の所もあるという。

 すでに数年前、指定の時間から一時間以上経過しても届かず、すっかり交通渋滞に巻き込まれたと思い、それをやっと来たので言うと、そうではないと配達業者のオジサンが泣きっ面で言った。とうてい不可解な量を押し付けられてしまい、これでは指定時間より遅れてしまう。遅れてすみませんとは遂に言わなかった。あんまり買わないでくれと言いたそうだった。


 あと、ガスメーターのある扉を開けると手前に空間がある場合がある。

 うちがそうなっているので、そこに宅配ボックスの代わりに入れておいてと指定したのだが、連絡が届いてなくて再配達となってしまった。そして来た配達員は、このところの酷い暑さのため汗だくであった。連絡の不届きは配達業者の営業所の不手際だから、お客さんが謝ることではないと言ってはくれたが、それにしても気の毒で、冷蔵庫にあるペットボトルのミネラルウォーターを一つあげると言ったけれど固持された。

 まさにケンローチ監督の映画の原題「アイムソーリー、アイミスユー」であった。この映画を観てから配達員に同情的になってしまった。

 

 この先、どうなるのだろうか。

 
 
 
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