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​炬火 Die Fackel 

  • 執筆者の写真: 井上靜
    井上靜
  • 2023年4月5日
  • 読了時間: 2分

 コロナウイルス新型肺炎の薬は評価が二転三転している。

 これについて、絶対に効いて害もなく大丈夫とか言っていたのに、後から何なのだと言っている人たちがいる。もちろん、そもそも絶対に大丈夫なんてことがあり得ないのだから、そんなことを言うのは非科学的・非常識である。これは薬の総てについて同じである。


 それなのに大丈夫と言う医師がいるのはなぜか。

 そう言っておけば医師が大丈夫だからだ。そして深刻な事態になって「大丈夫だと言ったのに」と批判されると「それくらい当時の医学界では安全だと定評があったから自分も信じたのだ。あの頃は、そう信じるしかなかった」と嘘をつく。


 あの薬害エイズ事件を思い出すといい。

 やはり医師たちは大丈夫だと言い、心配して質問する患者に笑顔を作って見せていた。ことさら笑顔を患者に向ける医師は危ないというのが、経験則であるとともに、そんなことをする動機という点から構造的でもある。

 そして笑顔とともに言われて薬を使用した患者たちは死んだ。しかし医師たちは上記のとおりの弁解をして責任から逃れたし、倫理的な点から罪の意識を持ってもいない。

 


 これは医療法人のリスクマネージャーが指南しているからだ。

 その責任逃れマニュアルに従っているにすぎない。それでは医療従事者としての良心に悖ると考え、従わず正直に断定的なことは言わない医師らがいる。しかし従っている同業者にとやかく言うのはタブーだから、みんな気を付けようなんてことは言えないそうだ。


 つまり大丈夫じゃないからこそ大丈夫だと言うし、責任逃れのために自信たっぷりに語り、よく考えれば何でここで笑うのかという笑顔をしてみせるのである。

 
 
 
  • 執筆者の写真: 井上靜
    井上靜
  • 2023年3月24日
  • 読了時間: 2分

 役所に情報公開(行政文書開示)請求書を提出した。

 ところが、部署は判っているので窓口はどこかと訊いたのに、案内の女性たちが文書を見せろと言い部署ではなく請求者と行政文書の趣旨をブツブツと口に出して読んだ。

 誰が何を請求したかはセンシティブ情報なので守秘義務のある担当者以外が覗き見してはいけないのに。


 それで役所の方に注意した。

 たしかに、そうだと役所の人も言った。情報公開請求とは何かの訳で情報や事実を知りたいためである他に、行政(お上)に不正が無いかを市民が監査することも特に重要な目的である。だから担当部署以外で勝手に請求内容と請求者を知ることは、隠蔽や迫害につながりかねない。


 それが役所の案内をしている女性たちには解らない。

 いま高市早苗総務大臣のことで騒ぎになっているのだから、行政文書に少しは関心をもって、それがどんな意味を持つのか知っておくべきである。



 開示請求したのは安倍元首相の葬式で役所が半旗を掲げる決定の経緯。

 これは先に調査して、決めた部署は判明していた。では、どんな理由だったのかという問題である。

 これについて、地元に住む元議員は、役所の中にも統一協会が相当に入りこんでいるようだから、これが影響しているはずだと指摘していた。

 それなのに、窓口の女性は「安倍元首相の葬式で半旗と決めたのは誰か…」と読みだしたから、これでは先に述べた通りの危惧がある。しかも狂信者もいるから危険がある。それなのに…ということで、調査している側としては要注意と申し合わせた。

 まったく、役所に駄目な人も務めているということである。


 
 
 
  • 執筆者の写真: 井上靜
    井上靜
  • 2023年3月14日
  • 読了時間: 2分

 新型肺炎で国の言う事やる事が迷走している。

だから「国のすることに間違いはない」と思ってはいけないと指摘が出ている。もともと常識のはずで、せいぜい、よくわからない団体や業者よりは信用できるという程度のことだった。


 ところが「国のやることに間違いはない」と言う人たちがいる。

 これは、実際にそうなのではなく、実際は違ってもそうだということにしてしまう、という意味である。この最たるものが警察で、法律に違反してなくてもしたことに権力が仕立てるのだと、警官がよく言っている。



 これを知らない人は、それに出くわしたことが無い人だ。

 そういう人たちを無知とか蒙昧とか言って非難することは、自分にはできない。なぜなら、権力は腐敗するものだと思ってはいても、実際に出くわしたら、まさかここまで図々しいとは思わなかったと呆気にとられるからだ。


 拙書『防衛医大』で述べた警察の対応も同じだ。

 国のすることに間違いはない「はずだ」から、国立病院に医療過誤は存在しないことに「する」という警察官たちの言動について、それが仕事だと信じているのだと言ってきた人がいる。この人も、自分で体験するまでは知らなかったそうだ。

 また、買収されたのではないかと疑う人もいたが、公的機関に勤務していた人は違うと断言する。ちょっとした付け届けくらいでは動かない。そうではなく昇進などの地位に関係することで影響を感じて、圧力に屈するか、忖度するか、ということだ。


 それで呆気にとられるほど図々しい不正をするのだ。

 そのうえ、不正をすることで不正が無いことにしてしまう、という悪循環なのだ。

 

 
 
 
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