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​炬火 Die Fackel 

 不正選挙は無いという人の根拠に失笑したことがある。

 もちろん不正選挙が有るという意味ではない。かつて元国会議員が指摘したとおり、不正選挙は逮捕者も出ているから、実際に有ったことである。従って問題の立て方は有り得るか否かではなく、どの選挙で有ったか否かである。

 つまり不正選挙は、(少なくとも日本では)一切有り得ない、というのは無理である。


 なにが根拠なのかというと政権交代があったということ。

 不正選挙があるなら政権交代があったのは何なのかと言っていた。どうやったら、そのような発想ができるのだろうか。

 この政権交代とは民主党政権が成立したことで、もう、かなり前になる、たった一度のことだ。

 それを根拠に、不正選挙は無いと言うのも無理である。有り得るか有り得ないかの問題は構造から考察すべきことで、わずかな例では判定できない。まして昔の一例では。



 ところが鬼の首を取ったように「政権交代は何なんだ」と。

 これが実例だと言いたいようだが、たったこれだけでは別に何か原因があったり事情が影響したりの例外だとも言い得るのだから、それを分析しないで決定的とするのは軽率である。

 あと、この軽率は不正選挙の犯人が自民党だと思い込むことが必要である。しかし、今の立憲党・国民党すなわち民主党の残党たちを見れば自民亜流の馴れ合い政党である。だから、政権から転落して損をする自民党自身なら政権交代は嫌だろうけど、自民党を利用したり操っていたりの勢力からすると政権交代で困ることはない。そうなると、不正選挙の犯人は自民党とは限らないのだから、自民党が政権から転落したからというだけのことを根拠にして不正選挙は無いというのは無理である。


 つまり不正選挙は問題ではない。

 もしも疑わしいなら騒げばいい。それ以前に、政権交代について幻想を抱いている人、特に立憲党の支持者たち、が問題である。最大野党が自民党の亜流であることは何が危険なのか理解できないということだから。

 
 
 
  • 執筆者の写真: 井上靜
    井上靜
  • 2024年3月3日
  • 読了時間: 2分

 岸田首相の低支持率で次の首相は誰が良いか。

 このアンケートで石破茂の名が挙っていたが、とんでもないことだ。結論を先に言うと、安倍晋三に比べると真面目なのが伺える石破茂がマシに見えるだけ。

 その程度のことである。


 もちろん、石破茂は政治学の本を読むのが好きで、これが安倍晋三とは違う。

 安倍晋三はまるで読まないし、仮に何か読んでも一行たりとも理解できなかったという言動であった。それよりは政治家を志す程度の資質ならあるだろう。

 ただし、それは政治家になるなら当たり前であって、特別なことではない。



 石破茂は政治学の本を読んで何を学べたのか。

 かつて彼は「デモはテロ」と発言した。これは自分の気に入らない主張に対してケチをつけたさい言い過ぎたということでは済まない。

 そもそもデモは民主主義社会において政治的な主張をするための正当かつ基本中の基本の手段である。それを殺人と同じだと言って石破茂は非難したのだ。これが仮に、デモが暴動に発展したと言ったけれど違うと反論があったとかなら見解の相違であるし、誤っていたなら訂正と謝罪をすれば許される場合もある。それとは大違いである。


 こんな発言した議員は即刻辞任すべきだ。

 そして二度と選挙に立候補すべきでない。まともな見識が主流の社会なら、反省したと言って立候補しても信頼回復は無理である。

 そうならないのは、マスメディアの影響も大きいだろう。もともと石破茂は、右翼論壇誌を愛読したうえで、それっぽい発言をしていたところ、これをマスメディアが「新世代の論客」などと持ち上げた。

 しょせん、その程度の議員であった。それから進歩向上などしてないが、相対的にマシに見えてしまうくらい自民党が劣化したのだ。


 そんな錯覚によって石破茂が次期首相に相応しいなんて、とんでもないことだ。

 
 
 
  • 執筆者の写真: 井上靜
    井上靜
  • 2024年3月2日
  • 読了時間: 2分

 能登半島地震の被災地上空にブルーインパルスを飛ばす。

 これを国会質問で提案した自民党議員に対し、なんてバカげた発想だと批判があり、国会質問なのだから真面目にやれとか、まったく冗談キツイとか、いろいろ否定的に言われていた。

 なんと防衛相が前向きに調整すると言い出したのだった。


 軍用ジェット燃料は高額である。

 まだ被災地が困っているのだから、できるだけ予算を廻すべきなのだが、それをしないで曲芸飛行に税金を使うとは、何を考えているのか。そもそも曲芸飛行は祝祭のために執り行うことである。

 まあ、後に復興の記念日で行うならともかく、今やることじゃないだろう。


 SNS上のヤラセが発生すると予想されている。

 この調子なら「ブルーインパルス観たい」とか「励まされる」とか、金で雇われてバイトしたり自発的にボランティアしたりで発信する人たちが湧いて出ることは、過去の経験則から明らかである。

 そしてテレビはスマホを空にかざす人たちを映し、そのさい必ずやるのは歓声の録音を大きい音にして被せること。



 そして政府の不手際と無策を批判する国民を弾圧する。

 「自衛隊が励ましているのに文句を言うのは非国民だ」そう言い出すのは、これまでの手口からして予見できる。これはもちろんトリックと罠なのだが、それに利用されていると気づかない鈍感な自衛官ばかりではない。だけど政府が平気でそんなことやるのは、国民のことも自衛官のことも甘く見ているからだろう。

 それで一時的には通用しても、いずれボロがでるものだ。

 
 
 
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