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​炬火 Die Fackel 

  • 執筆者の写真: 井上靜
    井上靜
  • 2024年9月8日
  • 読了時間: 2分

 統一協会は勧誘のビデオセンターを作っていた。

 これに誘われたことがある。退屈なビデオを見るのは嫌だから、面白いのかと訊いた。すると「ためになる」と言う。それは面白くないという意味だ。

 かつて創価学会員から『人間革命』という映画のチケットをもらって映画館で観たが、いちおう面白かった。そういう面白さが無いから、面白いのかと問われても面白いと言わないのだ。

 そのうえ、問い詰めたら鑑賞料というか受講料を払わされるという。問い詰められるまで有料とは言わない。面白くないのに面白くないと言わないだけならともかく、有料なのに有料と言わない。もちろん宗教の勧誘とも言わない。それだけでも最低であるが、それだけ自信がないのだろう。



 統一協会のビデオとは洗脳だと言われる。

 かつて最もビデオセンター勧誘が盛んだった時は、冷戦に便乗して「悪魔のソビエト」というオカルト仕立てのプロパガンダの内容であった。そんなものを見ただけで信者になってしまう人もいるが、これは統一協会に対する先入観の有無ではなく、自分で考えて判断する能力の問題である。

 その点で、統一協会を追及していると自称する有田芳生もと議員こそ、もっとも統一協会の信者にあっさりとなりそうな人柄である。これは彼の普段からの実にお粗末な言動から明らかだ。


 まず、有田芳生の単純な反共主義。

 父親が共産主義者でスターリン崇拝していたから、息子に芳生と書いてヨシフという名前にしたのだそうだが、そんな親のいいなりだったから共産党員になった。そして忠実というより盲従の党員で、その最たる共産党の機関誌『文化評論』に居たが、喧嘩して追放されてから単純で紋切り型の反共を唱えている。

 また、ウクライナ問題でプロハガンダムービーを見ただけで「プーチン大統領は悪魔だ」とSNSなどで発言して失笑を買っていた。

 これでは、統一協会のビデオを見たら一発で熱心な信者になるだろう。


 とにかく有田芳生には自分の頭で考えたり検証したりする能力が無い。

 そういう人を共産党が求めていたのも事実である。組織の中で上意下達に忠実な者は都合がよいから。そのかわり、ちょっと揉めたら敵対勢力にあっさり寝返る。いちいち実例を挙げるまでもないほど豊富である。

 もっとも、カルトを追及しているという人たちは大抵がそんな調子である。おそらく、そんな自分を糊塗するために批判者を装っているのだろう。 

 
 
 
  • 執筆者の写真: 井上靜
    井上靜
  • 2024年9月6日
  • 読了時間: 2分

 立憲民主党の代表選挙への立候補を表明している枝野幸男前代表。

 9月1日に地元・さいたま市で講演し、前回3年前の衆院選での共産党などとの選挙協力について、「ものすごく反省している」と述べた。

 枝野前代表は、2021年の衆院選で、代表として共産などとの選挙協力を進めたが、敗れて引責辞任している。



 「3年前は、他党に助けてもらわないと選挙が戦えない、政権が取れないという弱っちい政党に我々は見られていた」

 「目指す社会が違うのにガッチリと組むことは、我々が目指すものが見えにくくなるという状況を作ってしまったという意味では、ものすごく反省している」

 「全国共通してどこかの党と組むことをやっている限り、政権は取れないと確信している」


 これについて他党の議員などから「失礼」という声が出ている。

 共産党の議員が言っていた。選挙協力とは他党が立憲党のために候補者を降ろしたということだ。それについて「反省」とは本当に失礼な話で、政党にとって候補者を降ろすということがどんなことか解ってないのだろうか。

 その前から新選組の山本太郎代表は怒っていた。新選組は共産党ほどの数ではないが、割合からすると降ろした候補者は4割に及んでいる。

 それでいて、自分の思い通りにならなかったから協力したのが間違いだったと公言されては、怒って当たり前だ。


 枝野幸男の言いたいことは理解できる。

 しかし同じことを言うにしても「共産党と新選組に協力してもらったのに我が党の力が足りず、両党と有権者に申し訳ない。先ず我が党がしっかりしなければ」と言うもの。枝野幸男は口の利き方を知らない。

 このように、言葉の基本的な使い方がダメでは政治家失格である。弁護士に戻るべきだ。弁護士なら、政治家と違って大勢と協力して出来高ナンボではないし、大人の社会人として口の利き方も知らないのかと言われ平気でいられる人たちの世界で生きているのだから。


 
 
 

 飲酒と喫煙でオリンピックに出場できなくなった選手が話題だった。

 この選手は19歳だったから、前は未成年者の違法行為だが、今では成人の違法行為になるから昔より悪質ということになる。なぜ成人なのに飲酒と喫煙は違法かというと、若いほど健康被害が大きいからだ。20歳で合法にはなるが、それでも早すぎるくらい有害だ。

 その有毒性を認識してない人が、18歳で成人なら飲酒と喫煙も合法とするよう法律を変えるべきだと言うのだ。



 18歳で成人にしたのは二つの事情がある。

 一つは、選挙で投票できるようにすること。そうすれば政権与党にとって有利だから。世間知らずで親の庇護があると社会の現実が解らず現状肯定で保守的なものであるから、そこで選挙に投票させると自民党などが得をする。

 もう一つは死刑を増やしたいからだ。18歳19歳で未成年者だと刑罰より更生が基本であるので死刑にはしにくい。それで成人にしてしまう。



 あの永山則夫は犯行当時に未成年者だが死刑になった。

 これには裁判官でも意見が分かれたし、法学者や世間一般でも論争になっていた。それで結局は死刑になり「永山基準」と言われるものが出来た。連続殺人事件を起こした未成年者の永山則夫は、極端に不遇な生い立ちで、まともに教育を受けられず、善悪の判断力が未熟だった。そこへ横流し品の拳銃を入手してしまった。その後、彼は罪を悔いて更生していたと言える精神状態だったが、とっくの昔の犯行のため国家権力に殺された。この死刑執行には強い批判が巻き起こった。


 今は、それどころではなくなった。

 すっかり貧乏に逆戻りした日本は、「こども食堂」なんてものができるほど貧国家庭が急増し、まともに学校教育を受けられない人も激増しているけれど、この貧国に対策を講じるとか経済格差を是正するとかの意思が政治には無い。当たり前である。自民党の国会議員など親の七光りそれも二世三世四世となっていて、生活から選挙まで苦労をちっとも知らない。これでは何もわからない。

 そこで、貧乏な家庭から出た子供が犯罪に走ることが予想され、最初から犯罪者予備軍と見做し、何かやらかしたら抹殺するつもりだ。これは十年くらい前から予想されていたことだった。これが現実となった。その一つが、18歳19歳を成人とすることだ。そして自民党を支持させて逆らえば殺すということだ。完全にコケにされているけれど、この現実をコケにされている当時者の18歳19歳には理解できないのだ。

 
 
 
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