先日、東京都豊島区議会で立憲民主議員が提案した「あらゆる性暴力の根絶を目指す決議」が、自民・公明・都民ファなどの反対で否決されたさい、他の派は当然にしても公明党が反対するのはなぜかと言った人がいたから一瞬は呆れたが、この人は韓国から帰化したそうなので知らないのかもしれない。公明党こそ最も反対しそうだと多くの日本人は考えるものだ。
よく芸能人が宗教団体を後ろ盾にして見返りに広告塔になるけれど、公明党の支持母体である創価学会では山本リンダと岸本加世子と杉田かおる、という御三家だった。
ところが、杉田は脱退し、辞めて良かったのは幹部からセクハラされなくなったことだと言っていた。もともとセクハラの魔窟のように言われていたが、それを長年の会員が証言したから話題になったものだった。
その後、杉田は同じ日蓮宗の団体に入ったそうだが、日蓮宗は創価学会を破門している。この当時たいへんな話題となり、創価学会は日蓮宗の信者団体ではなく「池田教」になるらしいと騒がれた。
そして今年は、 創価学会の池田大作名誉会長が日蓮正宗に宣戦布告して丁度30年である。
今、特に山口敬之という人のことなどで性暴力の問題が、また小池百合子都知事の外国で取った怪しい学位が、色々と騒がれているけれど、どちらも、これまで創価学会の池田大作名誉会長の独壇場だった。マスコミでも常に取りざたされてきたことだ。
この人が独裁支配してきた宗教団体を支持母体とする政党が連立政権に入り長く権力をふるい威張っているのだから、この惨状の日本なのは当たり前のことである。