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​炬火 Die Fackel 

  • 執筆者の写真: 井上靜
    井上靜
  • 2022年10月16日
  • 読了時間: 2分

 安倍元首相の国葬に役所が半旗としたことを問い糺した。

 これに対する地元役所の文書による回答があった。それによるとも前に中曾根元首相のさいも内閣合同葬だからと半旗を掲げたので、今度は国の行事であるので同じ対応をしたということであった、


 しかし質問の肝心な部分に回答がなかった。 

 そもそも、そんなことは回答がなくても解っている。そのうえで質問は、内閣や国から要請されたのではないから、半旗としなかった自治体もあり、それは必要がないからと明瞭に説明していたのだから、判断が分かれており、それで当役所の判断は何処の部署の誰によるものであるか、ということだった。



 何故はぐらかしたのか。

 中曾根元首相も安倍元首相も統一協会と関係が密接で、その害のため安倍元首相は元自衛官に射殺されたのだ。家族が統一協会の被害に遭って、破産したり自殺に追い込まれたりしたうえ自らも人生が狂った恨みである。

 それで大問題になっているのに、これを誤魔化そうとする国葬ではないかと指摘されている。だから国葬に協力するのは統一協会および癒着する自民党政権に協力することである。


 これについて地元の議員らに訊いた。

 この地元でも統一協会員が相当にいて、役所にも浸透していることが様々な状況や雰囲気から察せられ、みんな怖がっているらしい。

 そして、役所の回答の文章が、ことさら中曾根元首相と安倍元首相と並べて強調している行間から、統一協会と密接だった二人だからであると言いたげで、回答の文書を書いた役所の秘書広報課の担当者に暗喩の意図があったとしか考えられない。

 そういうことだった。



 
 
 
  • 執筆者の写真: 井上靜
    井上靜
  • 2022年9月23日
  • 読了時間: 3分

更新日:2022年9月24日

 統一協会とは相容れない右翼が野合していた事実が取り沙汰されている。

 例えば今でいう「ジェンダー平等」が不都合であることでは一致する統一協会および他の封建的な宗教団体だが、統一協会はあくまで韓国の団体であり昔から天皇を侮辱しているのに、天皇を尊重・崇拝する右翼団体および右翼的な宗教団体が、よく野合できるものだ。 


 もちろん金のためではあったはずだ。

 これに比べたら、天皇も反共も軽い小さいことだ。もちろん、あまり金々とは言いたくないが、無いと困ることはある。その現実を知っているから金が優先となることはあるだろうが、手段と目的が本末転倒することもある。

 それどころか最初から金目当てということも多いはずだ。保守派が悦ぶ活動をすれば無心しやすいという程度のことだった不純な人たちもいるだろう。


 かつては「国共合作」ならぬ「反共合作」で統一協会と組む右派がいた。

 けれど、その中で右翼団体を主催する赤尾敏もと代議士は「統一協会の反共なんてブルジョア趣味的」と批判して与しなかった。

 そのとき笹川良一は統一協会に媚びていた。これが非常に卑屈なもので、教祖に対して自分は下僕だとまで言っていた。赤尾氏は「笹川良一とは友達だけど、僕と彼とは大違いで、僕は貧乏だけど彼は金持ち」とインタビューで述べたことがある。

 たしかに赤尾氏は「清貧」だったので尊敬すると言う人がいる。笹川氏は金持ちと言うだけでなく、元弟子の児玉誉士夫が金儲けに走っていると批判し、ロッキード事件で児玉氏の名が出た時は激怒していた。訃報のさいマスコミに談話を求められると「とっくに関係が無い」と突き放して言っていた。


 ただ赤尾敏は貧乏だけど金に困っていなかった。

 貧乏であることと、金に困っていることは、完全一致しない。先日の選挙で参政党が当選者を出したが、潤沢な運動資金があったことに加えて党派性を出さなかったことが功を奏したのだろう。この団体には赤尾氏の親戚がいて、「赤尾メタル」という一円玉を作っているアルミ製品の会社をやっている。元代議士から「泡沫候補」となっても親戚が富裕だったので供託金などに困らなかったらしい。

 だから田中清玄が「赤尾敏なんて小物だ」と言ったのではないか。自分で事業を起こして活動資金を作っていた右翼活動家の田中氏からすると、親戚が富裕だったから群がって来る人もいただけの赤尾氏ということになるから。



 しかし貧乏でも金に執着しない人は上品だ。

 だから親戚が頼りの赤尾敏だけど清貧と言われる態度だった。それで統一協会を批判して関わらなかった。それに対して、金持ちだけど金には執着の笹川氏だったのではないか。金が無くても執着しない人がいる一方で、金を持っているのに執着する人がいるものだ。笹川良一という人はテレビで派手に宣伝したり競艇場に雇った人たちを配置して聴き耳を立てて世論の動向を探ったりで年に億単位の費用だと誇っていた。

 そういう派手なことをして金をかける人に対し、赤尾敏という人は熱心に辻説法し続け、なんとも安上りだったが、その愚直さが立派だと言う人もいた。その違いだろう。

 あと、赤尾氏は生長の家の教祖の講演を聴いたら「信心すれば病気はもちろん原爆が炸裂しても大丈夫」と豪語していたので、「そんな荒唐無稽な話があるわけがなく、非現実的な話を真に受けるなんてのは熱心さとは別物だ」という趣旨の批判をしていたことがあるから、そういう指摘が出来る人だったということも統一協会に批判的だった理由の一つだろう。

 
 
 
  • 執筆者の写真: 井上靜
    井上靜
  • 2022年9月10日
  • 読了時間: 2分

更新日:2022年9月10日

 岸田首相が外してしまった。

 安倍元首相の国葬は費用が掛かりすぎて、そんな予算があったら他に深刻とか優先とかの問題を先にするべきだと反対されていたうえ、それでも弔問外交をするためだと言っていたのだが、世界各国の要人が出席してくれない。これは、みっともない。

 ただ、故首相の肩書は現ではなく元だから、もともと出席の期待はできなかった。


 まさに「金の切れ目が縁の切れ目」である。

 「外国の安倍」を標榜し「世界で最も影響力のある一人と言われた」と自画自賛していたが、あんなにバラマキすれば当たり前である。それで成果があればともかく、ロシアと領土問題の話し合いにならず、安倍元首相はプーチン大統領に騙されたとか言っていた。情けないにも程がある。

 結局、既に退任していて故人となってもいる人から金はもらえない。それでは往復の交通費と宿泊費と時間と香典の無駄である。出席してもらえなくて当たり前だ。



 うちの母親は、カルト宗教に誘われたら靡く人だった。

 とても迷信に惑わされやすかった。しかし、どこの宗教団体にも入信しなかった。どこの宗教団体も勧誘しないからで、それくらい貧乏だったのだ。

 よく、病気が治るというのを売りにする宗教団体がある。これはあくまで不知の病とか難病とかを対象にしている。ところが、うちは貧乏なので医療費が無く、それで安くつくと思って、うちの母は宗教に傾倒する。だから無病息災の御守が安いと買っていた。ところが宗教団体は、そんなふうに金が無いと知ったら願い下げ、入信はお断り、という次第である。


 つまり、宗教団体の勧誘とは営業である。

 その点、安倍元首相を狙撃した元自衛官の母親には財産があったから誘われたのだ。うちは金が無かったから被害に遭わずに済んだというより、そもそも被害が有り得なかったのだ。

 そして宗教の恨みで殺された安倍元首相は、国の費用を使う立場でなくなったので、バラマキしていた時から手のひら返しされて、外国から要人が葬儀に来てくれなくなったのだ。


 
 
 
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