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​炬火 Die Fackel 

 TBSの番組『アッコにおまかせ』が都知事選挙で露骨な不正放送をしでかした。

 これは、都知事の投票に、漢字で表記している候補には投票用紙に漢字を書き、平仮名で表記している候補には投票用紙に平仮名で書く、というようにしないといけないという説明もしていた。

 もちろん嘘である。



 このあとテレビ局には抗議の電話が殺到したらしい。

 それで混み合ってのことだろう、電話してもつながらなくなった。そして訂正が出たけれど、訂正に気づかず噓を信じる人がいることを期待してやったと疑われている。あんなことは、故意の工作でなく間違ってやる、なんてことはあり得ないからだ。

 まず、内容からして非常識であるし、また、わざわざ説明するなら調べるものだし、調べずに思い込んでしまえるような内容ではない。


 もともと、選挙の投票で必要なのは、どの候補に投票したか判ることである。

 だから、平仮名と漢字どころか誤字があっても判れば有効だし、候補者名以外のことが書いてあるとか何も書いてないとかではなく、例えば同姓の候補者がいて名が書いて無いからどちらか不明は、そのような投票を同姓の候補者数で等分するものだ。それで時々、得票数が割り切れなくて小数点以下がある得票の候補者が出るのだ。

 つまり紛らわしくても有効である。


 『アッコにおまかせ』は現職小池支持を露骨にやっていた。

 もともと、この番組の中心である和田アキ子は権勢に媚びる発言を処世術としてきた。このことは昔から周知のとおりである。そして今回の都知事選挙でも現職の小池を持ち上げる発言をしている。

 そうしてきた番組で、蓮舫と漢字で書くのが面倒とか解りにくいとかであれば平仮名で書いて良いということが散々に話題だったところへ、この嘘である。


 これでは現職を有利にしようとしての故意である。

 ただでさえ小池贔屓の発言を出演者がしていたところへ、投票の当日には現職に対する最有力対抗候補者を不利にする嘘の放送をした。

 これでは犯罪であり、番組の打ち切りと担当者の懲戒免職をするべきである。

 
 
 
  • 執筆者の写真: 井上靜
    井上靜
  • 2024年7月1日
  • 読了時間: 2分

更新日:2024年7月1日

 ロシアや中国や朝鮮が情報統制していると言われる。

 それを騒ぐのは米国および米国の衛生国となっている日本などのメディアである。そして、これらのメディアこそ情報統制している。

 では、どっちもどっち、なのか。明らかに違う。


 ロシアも中国も朝鮮も情報統制の意図は明確である。

 これは、国家の存続と国民の安全の為である。これは、どういうことか。その情報統制は、米国および日本など衛星国のメディアが言うようなもの、すなわち権力者に不都合な情報を自国民に隠す為ではない。それは日本などがやっていることだ。

 それとは違う。国民が外国の情報に触れた為だと偽装して、実は米が反政府暴動を起こしている、という工作を防ぐ為である。例えばシリアでFacebookが利用されたりしたから。このFacebookは日本でも情報の扱い方が問題になり、利用をやめる企業と個人が出た。



 そもそも、政府に不都合な情報が原因で反政府暴動など起きない。

 あるのは、抗議があったところへ外国から武器が持ち込まれ、これで一部が暴徒化することである。西欧でも指摘されているのに、日本では知らない人が多い。メディアがあからさまな嘘を流すからだ。

 しかし、シリアの例にしても、日本のメディアが言う「民主化を求めるデモに政府が武力弾圧」というにしては、本格的な兵器を用いた内戦になっていて、それは外国から持ち込まれたものであるからだが、それをメディアが無視しているので嘘の報道だと、少し考えれば解ることだ。


 フィンランド映画にも描かれていた。

 シリアから来た人が難民の申請をしたが却下されてしまい、なぜなら差し迫った危険は無いからとのこと。しかし、その人は命からがら逃げて来たので、それで差し迫った危険が無いというのは無茶苦茶だと感じる。

 また、フィンランドのテレビでは、シリア政府の要請に応じたロシアが叛乱鎮圧に乗り出し、この巻き添えで一般人も殺傷されているとし、ロシアを非難している。

 ロシアを非難する時は、シリアは悲惨なことになっていると言っておいて、その難民が助けを求めると、シリアに差し迫った危険は無いから帰れと言う。

 これを変だと思わない方がマヌケである。


 ところが日本では政府とメディアへの盲信が重篤である。

 また、情報統制を批判するなら、それをしないで済むよう、西側の特に米英を批判するべきだという結論に必然的に達するが、そういう人が少ないのは西欧崇拝という幻想が強いからだろう。


 
 
 
  • 執筆者の写真: 井上靜
    井上靜
  • 2024年6月7日
  • 読了時間: 2分

 「むの賞」の名称が変更されるそうだ。

 この賞は、報道の戦争協力を反省して朝日新聞を退社し「たいまつ」という個人紙を発行し続けたむのたけじを冠したもので、反権力の人だったから名を取って付けたということだった。

 ところが、百歳を超える長寿だったむのたけじが生前、講演のなかで公然と障害者差別発言をしていたことが批判されていたけれど、この事実を賞の主催者側が指摘を受けて「むの」を取ると決めたそうだ。



 いまさら感がある。

 前に、むのたけじなんて人相の悪さだけで中身まで判ると指摘していた女性がいたけれど、たしかに、人相に表れているというような発言が他にもあった。

 それよりもっと前の70年代すでに、朝日新聞の本多勝一記者が、むのたけじは偽物だと指摘していた。これは大手新聞社をやめて独立することについての対談だったが、独立したところで影響力が無いという以前に、むのたけじは似非反権力だということだった。


 朝日新聞に啖呵きって辞表を出した人たちは偽物ばかり。

 百目鬼恭三郎その他いちいち名を挙げていたらきりがない。 だいたいは右翼雑誌のお座敷に上げてもらって古巣の悪口言って金もらうのである。むしろ読売新聞で渡辺恒雄に追われて独立した黒田清・大谷昭宏らの似非反権力ぶりのほうが近いだろう。


 むの賞に関与していた進歩的な著名人たちも離れていた。

 やはり、むのたけじの正体に気づいたからだ。それにしても、昔からあった指摘と、公然とした差別発言に、気づかない主催者の不見識にこそ、むしろ呆れるべきである。

 
 
 
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