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​炬火 Die Fackel 

  • 執筆者の写真: 井上靜
    井上靜
  • 2024年3月31日
  • 読了時間: 2分

 ギリシャ共産党と青年同盟のメンバーらが、ブルガリアのアレクサンドルーポリ港から戦車を運んでいた車両を停め、逆戻りさせた。

 これをギリシャ共産党の公式サイトが明らかにした。

 共産党のメンバーらは車両を囲んで「アレクサンドルーポリは民衆の港、帝国主義の基地ではない」「人殺しは帰れ」とスローガンを叫んだため、車両は逆方向に戻らざるを得なくなった。




 ギリシャは地理的条件から港の軍事利用で目を付けられていた。

 それに外国軍基地反対運動が昔からあった。そして反対派の政治家が暗殺されて裏で軍部が暗躍していたという実話の映画化がイヴモンタン主演でコスタカブラス監督の『Z』であった。

 その後、叛乱で軍事政権が成立して運動は徹底弾圧される。しかし軍事政権が崩壊すると左派の政権が出来た。80年代のことである。


 ギリシャのことから日本が情けないという人もいる。

 しかし、昔は横浜の飛鳥田市長がベトナム戦争の時に米軍の車両を止めたことがあった。彼は称賛され、国政に転じ旧社会党委員長も務めた。国政に対しての評価は色々である。

 その訃報のさい、気骨ある市長だったという評価に対し、対米従属の立場から異を唱えて罵ったメディアもあり、もっとも嫌らしかったのが『週刊新潮』だった、という事実もある。

 
 
 
  • 執筆者の写真: 井上靜
    井上靜
  • 2024年2月22日
  • 読了時間: 2分

 ナワリヌイの死亡で欧米メディアはロシア当局の暗殺だと決めつけた。

 これに対して冷静な人たちは、今の段階では何も言えないはずだと指摘している。それが常識のはずだが、そうではない。マスメディアに煽られている。いともたやすく。

 これに伴う異常な騒ぎを見て怖くなったと言う人までいる。この調子では、周庭を殺して「中国政府に暗殺された」と騒ぐくらいのこと、やりかねないのではないか、と。こんなに簡単に信じる人が多ければ、やる可能性があるだろう。



 山崎雅弘、紀藤正樹、町山智浩、森達也…。

 これらは、今回のナワリヌイの死亡をロシア当局の殺人と早速に決めつけている「リベラル」な人たちである。他にも多くのリベラル派がメディアに対してリテラシーをまるで持ち合わせていない。自分がマスメディアに出たいからでもあるだろう。

 それにしても、洗脳されていると言って言い過ぎではないくらい検証能力が欠如している。これだから日本政府のウクライナ支援金の支出を批判できないのも当たり前。あの人たちは日本政府の増税と軍拡を、漠然と批判して見せているだけ。


 ここで問題なのは弁護士がいることである。

 もちろん、タレント化した弁護士もいる。しかし、普段は良識派と言われている弁護士も同じである。

 こういうことで、他の人はともかく弁護士は、事件について証拠などの検証をせず決めつけては職能と倫理の点で問題だ。そう言う人もいるが、言う通り当たり前のはずだが、実はそうではない。


 現実は弁護士の多くは職能が疑わしい。

 「マスコミが言っているから」「逮捕されたから」「起訴されたから」「有罪に決まっている」という俗人と同じ感覚の弁護士が多い。裁判官も同じだから、それと闘うのが弁護士の責務であるはず。しかし実態はまるで違う。

 あるいは「疑わしいけど世間に逆らうのは難しい」「権力に逆らうと怖い」「マスコミに合わせないと損」とか、そんな判断基準で言動している。


 そうなるのは、弁護士が不勉強だからだ。

 医師にも駄目な人はたくさんいるが、真面目な人は免許を取得してからも勉強を続けている。ところが弁護士は勉強しない。この点で弁護士は裁判官をよく批判するが、弁護士も同じである。前に実例をいくつか挙げて述べたとおり、世間一般の知識も乏しいし、専門すら司法試験どころが学部の卒論でも不可食らうようなことを言う人が珍しくないのだ。

 
 
 
  • 執筆者の写真: 井上靜
    井上靜
  • 2024年1月31日
  • 読了時間: 2分

 レーニン廟の遺体を墓に埋葬するべきか。

 ロシアでは埋葬に賛成が反対を上回ったという調査もあるが、誰だったか親族の女性が怒っていたことも伝えられていた。

 「埋めるなんて恩知らずの言うことだ。遅れていたロシアを強くしたのは誰のおかげだか知らないのか。悪いのはスターリンなんだよ」

 スターリンが遺体を政治的に利用した。威光を利用して後継者は自分だというために。


 もともとは、カリスマだったから弔問に来る人が途絶えず、それで遺体を防腐加工した。

 そのあとレーニン廟を作ることに反対したのは未亡人だった。「そんなものより病院や学校を作るべきだし、レーニンが生きていたら、そう言うはずだ」

 しかしスターリンが政治利用したあとは、観光名所になった。行ったら訪れたいと言っている外国人もいる。とっておいたほうがいいのではないか。



 日本なら「レーニン神社」となるだろう。

 そして参拝すると何か御利益があると思う。それも観光化する。そう考えると解かりやすいだろう。

 明治神宮は、そうした神社の代表格だろう。最初は追悼で、次は政治利用し、あとは観光名所となる。


 それより疑問は、本当に遺体なのかということ。

 昔から噂されていたことだが、レーニン廟にあるのはレーニンの遺体ではなく蠟人形じゃないか。実際にどうなのか、まさか棒でつついてみるわけにはいくまい。

 どうなのだろうか。墓を作ったら作ったで、夜中に行って開けてみようとする人がいるだろう。

 
 
 
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