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​炬火 Die Fackel 

  • 執筆者の写真: 井上靜
    井上靜
  • 2023年11月2日
  • 読了時間: 2分

 裁判所の法廷でパソコンを開いていた。

 これは紙の書面だと重くてかさばることと、その場で迅速に調べものも出来、次の期日など予定も調整しやすいからだ。弁護士も最近は実施している。弁護士会の作った(もともと出来が悪いと弁護士がよく言ってもいる)時代遅れな訴訟手帳など使っているのは老人ばかりである。

 過日(6月26日)の東京高裁でも、そうだった。


 ところが、裁判長はノートパソコンで録音してないかと言い出した。

 そんなことは別件では言ってなかった。早めに来たので前の訴訟を傍聴していたが、控訴人・被控訴人の双方がノートパソコンを使っていたのに。また、密かに録音ならスマートフォンに標準装備のアプリを使うだろう。

 これは、訴訟の内容的からして録音されたら都合の悪い発言をしてしまうと恐れているからだ。



 昔から、裁判官は法廷で録音されて困ることばかりだった。

 建前としてはプライバシー保護とか言っているが、実際には何も保護されてないし、そんな配慮など裁判所は一切やってない。裁判長が暴言を吐いたり、陪席裁判官が居眠りしていびきをかいたりするから、録音は困るのだ。

 また、無知をさらけ出すことも多い。裁判官には社会常識の無い人ばかりだ。キャリア官僚だから世間ずれしてないので当たり前。そしてインターネットのことになると小学生から「この爺ちゃん(婆ちゃん)バカじゃないの」と言われるほど知らないし、刑事裁判の性犯罪とか家裁で必ず出てくる夫婦生活や不倫関係について認識が変だから「このオジサン童貞じゃないか(このオバハン処女かな)」と言われてしまう。


 社会常識どころか専門の法律についても御粗末である。

 これは昔から弁護士も言っている。裁判官が不勉強のため高度な問題が解らないのはもちろんのこと、怠惰か認知症により司法試験どころか学部の卒論でも不可を食らう低水準の発言を平気でやらかす。

 それで裁判官は録音されることを嫌がるのである。

 
 
 

 郵便の料金が値上げされた。

 これは燃料の高騰などのためであると説明されている。それにもかかわらず裁判所は紙の郵送に拘り続けている。さらにPDFは駄目でFAXならよいという時代遅れ。

 まるで自治会長の爺さんが、自治会でメルマガやHPやろうと住民から提案され「回覧板でいいヽ(`Д´)ノ」と老人独特のブチ切れ方するのと変わらない。



 先日、法廷でノートパソコン開いていた。

 これに対して裁判官が「裁判所は紙の書面だ」と言った。それでは持ち歩くと重たいし、どちらにせよ、裁判官なんて、ちゃんと読まないものだから、何を言っても無意味である。

また、若い女性の弁護士が、弁護士会製の時代遅れな訴訟手帳なんか使わずスマホで予定を設定していた。

 裁判で紙樣が威張っていても紙々の黄昏である。


 紙の書類が大事なら丁寧に扱って当然のことだ。

 ところが、大事な裁判記録を勝手に破棄してしまう裁判所。個人的な争いで過去のものとなった事件ならともかく、深刻な社会に大きな騒動となった事件の重大な記録を。

 これには政治の影響もあるだろう。公文書を改変するのが平気になってしまったのだから。それで、もとから質の悪かった裁判所が、意識して悪いことをするようになったのだ。

 
 
 

 それは東京地裁の行廣浩太郎である。

 そもそもは、東京簡易裁判所の裁判官が理解したうえで、法的に込み入ったことになりそうだからと逃げて、職権により勝手に東京地方裁判所に移送してしまったことだった。

 しかし、難しいからと逃げはしたけれど、いちおう理解したから面倒くさいと丸投げしたのである。ところが、東京地裁の行廣浩太郎は「わからない」と文書にした。無知なうえに調べたり勉強したりしない怠惰である。

 


 これは「期待権」が問題になっていた。

 あまり聞かないことだけれど、医療裁判では時々あることだ。やってみないと結果は不明だが、よい結果になる可能性があるとしたら、それなら誰だって期待して当たり前であり、条件によっては期待する権利もある。これを「期待権」という。それなのに、やらなかったとしたら、期待外れどころか期待すらできない。もしも、やらなかったのが悪意や怠慢であったとしたら、期待する権利が侵害されたことになる。これを「期待権の侵害」という。

 これを援用してNHKを訴えた人たちがいた。普通の取材だと思って応じたら、悪意ある形で放送された。安倍晋三ら自民党の国会議員たちが、NHKに圧力をかけたからだ。


 最高裁は報道にも期待権があると認めた。

 しかし損害賠償請求は棄却された。取材を受けるに当たり相当の負担があれば損害が生じるが、それは特に無かったということだ。ただ、NHKが政権与党の政治家の圧力で報道の内容を改変した事実から、公共放送失格であることが明らかとなり、その意味では収穫があった。

 また、この問題を朝日新聞が記事で取り上げたことも影響が大きかったと、前に当事者から直接に聞いたことがあるけれど、そのあと朝日新聞の社長が安倍晋三に媚びて担当の記者を左遷してしまった。

 まったくNHKも朝日新聞もだらしないが、安倍晋三が常に報道に対して権力を濫用して圧力をかけて言論と報道の自由を侵している事実も明らかになった。そうやって長期政権を維持し、日本の経済を破綻させたに近い大打撃を与え、韓国のカルト団体として悪名高い統一協会を大喜びさせてきたのだ。

 

 このように「期待権」は医療裁判が基だが他にも波及している。

 これについて、先の当事者と会って話したさい、「期待権」とは聞きなれない言葉だろうと言うので、医療裁判では時々でることだと指摘すると、実は医療裁判から援用したということだった。

 そして最高裁は、医療の他の分野でも期待権はあると認めたのだ。それを東京地方裁判所の裁判官が「わかりません」と言って、それが文書になった。ひどい不勉強である。しかも、解らないから訴状訂正申立書で別の訴えに書き換えるよう要求し、そんな非常識には応じられないと拒否したら、行廣浩太郎は訴状の却下命令を出した。

 あまりに無茶苦茶なので、東京地方裁判所の他の裁判官に訴えているところである。もちろん他の裁判官としては内心では酷すぎると思っているだろうが、同僚を裁くことは避けるはずである。しかし、そうなると行廣浩太郎は出世コースから脱落するだろう。そういう例が過去に何度もあるから。

 

 それにしても、ここまでバカ丸だしの裁判官は珍しい。

 
 
 
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