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​炬火 Die Fackel 

  • 執筆者の写真: 井上靜
    井上靜
  • 2024年7月2日
  • 読了時間: 2分

 大阪地検トップが在職中に性的暴行の疑い。

 これは、森友事件への対応に安倍晋三が国税局長官の佐川を任命した2018年に、大阪地検の検事正に任命した北川健太郎が、官舎で部下に性的暴行を働いたとみられている。この男は退官して現在は弁護士になっていた。

 これまで、政権のために不正を見逃す仕事をしてきたところ、擦り寄っていた権力の構造が変わったために追及されるようになったのだ、と見る向きもある。



 検察官による性的暴行は昔から語られてきた。

 その権力により何をしても咎められないで済む。被疑者の女性など検察官から集団暴行を受けても、相手が検察官だから、どうしようもない。警察も弁護士も訴えや相談に対して無力である。

 これは内部告発が何十年も前からあって、この組織に嫌気がさして検察官を辞めたと言っている人がいた。


 権力を持っているうえ選民思想を持っているのが検察官である。

 自分たちは特別だと思い上がっている。だから検察で不正があっても常に居直り、検察が好き勝手にしているおかげで日本の正義が保たれているのだから、性的暴行もその内に入ると信じていても当然のことだ。

 かつて大学で刑法や犯罪学を担当していた元検察官の教授は、検察官は神様であると本気で言っていた。そして性的暴行も神の「愛」を受けているのだから感謝すべきだと教室で堂々と説いていた。



 大学で言ってしまうのは、あの小平義男と同じだ。

 戦後まもなくの頃、小平義男という男は、女性を次々と性的暴行のうえで殺害し、遂に捕まって死刑になったが、彼は警察の取り調べに対し、戦争中に兵士として中国に行ったさい暴行殺人を繰り返し、それを帰国してからも止められなかったので、戦場のどさくさ紛れとはならない場でもやってしまったのが失敗だったと述べていた。

 これと同じで、あのセンセイも検察にいたことの癖が抜けずに大学で語ってしまったということだ。本人は気付いてなかったけど、みんなから軽蔑されていた。


 ところが、地位にあぐらをかいていたけれど権力構造が変われば急転直下なのだ。

 それが今回の大阪地検の元トップの逮捕ということである。

 
 
 
  • 執筆者の写真: 井上靜
    井上靜
  • 2024年6月26日
  • 読了時間: 2分

 先日、東京地方裁判所から即日抗告の送達があった。

 前に東京簡易裁判所に訴状を提出したところ、担当の裁判官が難癖をつけて訴状の却下命令としたので、これに対して即日抗告を申し立てていた。


 画像はあくまでもイメージ。参考にしたのではない。



 この却下命令を取り消すという決定だった。

 これは意外だった。そもそも難癖で訴状却下命令とは、相手が社会的地位のあるエライ人なので裁判官が逃げを打ったようなものだったからだ。これに対して法的に正攻法の抗告をしたところで相手にされないことが多い。

 ところが、これは却下することないから命令は取り消すという決定だった。


 つまり相手が誰かではなく内容で判断されたのだ。

 いつもこうでなければならないはずだが、そうではないので意外だったということだ。むしろ正攻法だったのが良かったのかもしれない。

 ということで、訴訟そのものではない手続きについてであるが、裁判官に対して勝ちは勝ちである。


 そこで問題なのは訴訟が始まってからだ。

 最初に訴訟を出して、却下命令になり、即時抗告し、その結果が出るまでに半年以上も空転と間延びをしてしまった。証人の手綱を握り続けていられたら良いのだが、これが心配である。だから裁判官による「たらい回し」は問題なのだ。

 とにかく、あとは頑張るしかないので、みんなに興味を持っていて欲しい。

 
 
 
  • 執筆者の写真: 井上靜
    井上靜
  • 2024年6月16日
  • 読了時間: 3分

 東京地裁の傍聴人排除事件を追及する訴訟は6月10日に第一回口頭弁論。

 このさい、東京地裁は神経質になって、裁判所の職員を法廷の出入り口と内部に配置して監視していた。問題の傍聴人排除の時とは違いロックアウトというものではなかったが、傍聴人が職員に「入っていいのか」と訊いたほどの緊張はしていた。

 これについて裁判長は、念のためと言っていたが、騒がれたら嫌だなあ、くらいには思っていたようだ。しかし、警察を追及しているジャーナリストがこの日は来られないので、まだ第一回だから事後報告としていた。そして来た傍聴人は、自分も訴訟で裁判官に不信感をもち関心を持った、という人であるから大人しく淡々として法廷のやり取りを聴いていた。


 問題の行為をした飛澤智行裁判官。

 この人について裁判長が「とびさわ」と言うから「ひざわ」ではなかったのかと質問したところ、実際に「とびさわ」と読むのだと明言した。



 ここでもう一つ問題になっているのは、警察が令状なく「ガサ入れ」をしたさい、仮に捜索の令状があったとしても、家宅捜索だから着衣の中に手を入れることまでは許されない。スマホを持っていそうなので出せと言うことなら、まだあり得るが、まして男性の警官が女性にやるのは権力を悪用した強制猥褻である。

 これについて、女性の弁護士(訴状では実名を記載)が、この警官は、それを高校生の娘にやるのが主な目的だったのではないか、ガサ入れは口実ではなかったのか、と疑い、その兵庫県警東灘警察署(告発本『交番のウラは闇』第三書館、で腐敗の巣窟とされていた所)の警部補しかも年齢五十代のハゲオヤジが、権力を笠に着て拳銃を下げて、親を威圧しながら目の前で十代の娘の制服の胸ポケットに手を入れる様子、ちょっと想像しただけで「身の毛がよだつ」と言って戦々恐々とした。




 この話が訴訟中に出たら、飛澤裁判官は、着衣の中を調べることは裁判所の許可を得ていたという警察側でさえ主張していなかった捏造話を判決文に記述し、公務員の公務だから個人責任は無いとした。



 被告の国(法務省)は、記録を精査するので時間が要るとのこと。

 そして調べた記録が何かは、被告から書面が提出されたら裁判所の方から原告に伝えるので、そのあと原告も同じものを調べる、ということで合意した。

 なので、一か月ずつで合計二か月だが、次回期日は九月二日に同じ606号法廷にて開催と裁判長は決定した。裁判所の職員たちも夏休みは煩わされたくないということかと言ったら、裁判長以下職員たちは苦笑し、傍聴人は「慇懃無礼な調子で皮肉ったのは面白かった」と言った。


 ということで次は九月二日の午前十時。

 その前に記録の調査結果など途中経過を報告したいと考えている。

 
 
 
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