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​炬火 Die Fackel 

  • 執筆者の写真: 井上靜
    井上靜
  • 2024年9月21日
  • 読了時間: 2分

 先日、TBSの社員が不同意性交の疑いで逮捕された話題を取り上げた。

 この社員は年齢が五十代の男性で、マッチングアプリで知り合った四十代の女性に不同意性交したと訴えられた。若い時にちゃんと遊んでおかなかったのが、歳食ってから慣れない漁色をするから失敗する。

 いくら真面目で偏差値が高かったにしても、だ。青春時代に受験勉強ばかりしていると、例の新潟県知事を辞める羽目になった人のようになってしまうのだ。医師にしても、弁護士にしても、同じこと。あの人は両方だから特に。


 その話題のさい、東京高裁の裁判官による不祥事も取り上げた。

 未成年者の家出少女に淫行したのだが、出会い系サイトを利用して自分から積極的に漁色していた。当時のことだからプリペイド携帯を使ったそうだが、身元証明書を提示して買うのだから、警察に調べられたら判ってしまう。プリペイド携帯ならバッタ物を闇で買うこともできたのに。

 もちろん「そうすれば良かったのに」という意味ではない。裁判官の無知を問題にしている。これだから陪審員制度を復活させるべきなのだ。


 かつてプリペイド携帯のバッタ物を闇で買って使ったことがある。

 これは防衛医大の医療裁判の当時であった。弁護士と会話するのに使っていた。自宅の電話で弁護士と話すときは申し合わせて嘘を言い、本当の話は闇のバッタ物プリペイド携帯で話していた。すると、防衛医大側の対応が、自宅の電話でわざと話した嘘を前提にしているとしか考えられなかった。また、医師の雇った弁護士が、電話で話している内容から知ったと口を滑らせたことがあった。

 こうなると、やはり盗聴されていたと考えるべきではないか。



 元自衛官が言った。「中央調査隊の仕業だ」

 それは盗聴としか思えないし、自衛隊の中央調査隊(現情報隊)なら、盗聴なんて日常の業務だ。そして、諜報は政治的なのが建前で「危機管理」とか言うけれど、実際には自らの組織の不祥事を隠そうとするなど程度の低いものばかり。「水は低きに流れる」ということだ。

 そして東京弁護士会に人権救済の申立をしたが、最初この種の問題に熱心な弁護士が担当だったので前向きに調べていたが、その弁護士が担当を外れると後任者は途端に打ち切って有耶無耶にしてしまった、という御粗末。

 あの当時は弁護士会が臆病だったけれど、今は弁護士会が積極的に権力に媚び売り、一緒になって堕落している。

 
 
 
  • 執筆者の写真: 井上靜
    井上靜
  • 2024年9月5日
  • 読了時間: 2分

 角川歴彦氏が人質司法は憲法違反という訴訟を起こした。

 皮肉なことだが、仲違いした兄の角川春樹氏が不祥事で去ったあと、兄に喧嘩で追い出された弟が社長の椅子に座り、兄と同様また逮捕である。

 だが、兄とは異なる形で弟も司法の犯罪に遭った。


 兄の春樹氏はメディアリンチされた。

 逮捕されたさい、手錠をかけられてしょっ引かれる姿をマスコミの前に曝された。これについて、彼と親しかった作家の森村誠一氏は「江戸時代の引き回しでさえ、有罪が確定したあと刑場に連れて行かれるさい、その場にたまたま居合わせた人たちが目撃するもの。ところが今の日本では、逮捕されただけで罪人と決まっていないのに、マスメディアを通じて多くの人たちに対して晒し者にされ、推定無罪であるのに有罪だと印象づけている」と警察とマスコミを批判した。


 このマスコミ曝しは他にもよく有名人に対して行われた。

 そんなことを警察がしてもマスコミは無視すればいいのだが、警察に逆らって批判すると報復されるので怖いし、それ以前に著名な人なら注目が集まるからネタとして好都合ということでマスコミが大喜びで取り上げる。

 また、警察の担当者が、有名な事件を扱ったことを売りにして政界入りした例もあった。あの80年代に週刊文春の御粗末な記事で疑惑の人とされた三浦和義氏の逮捕とマスコミ曝しのさい、たまたまマスコミが来ていたのではなく、警察がわざわざマスコミを呼び集めていた。これにタモリ氏が、警察の担当者は政治に出るつもりではないかとテレビで言っていた。そして実際に出た人がいたから本当だったと三浦和義氏は言っていた。



 一方、弟の歴彦氏は人質司法を問題にしている。

 突然の逮捕で220日以上も身柄を拘束され、健康を害した。よく、罪を認めるまで釈放しないと脅し、劣悪な環境に閉じ込めて健康被害で命も危ないように追い詰めるのが、日本の刑事司法の実態である。それを歴彦氏もやられたと言う。

 この人質司法で多くの冤罪被害を産み、無罪になっても心身ともにボロボロで、目を付けられたら一巻の終わり、実際に法律違反をしているかは無関係という無茶苦茶さである。

 これを角川歴彦氏は追及しはじめた。著名人が注目を集めてくれると影響力があるので、頑張って何かしら成果をあげてくれるよう期待している。

 
 
 
  • 執筆者の写真: 井上靜
    井上靜
  • 2024年9月3日
  • 読了時間: 2分

 弁護士の言うことを批判した人がいた。

 これは政治的な問題だった。なのに、弁護士の言うことを批判するとは、自分が弁護士より頭が良いと思っているのか、と言った人がいる。専門家が専門外のことを間違えるのは普通にあるし、頭が良いから専門外のことも出来るとは限らない。むしろ、頭が良いから精進すると専門外のこともできるようになることなら、もしかするとあり得るという程度のことだ。

 また、弁護士の政治的な発言を批判した人は言っていた。そもそも弁護士だから頭が良いわけではない、と。実際に司法試験に受かるのと頭の良し悪しは無関係だ。


 弁護士は専門の法律すら間違える。

 これは、あるベテランの弁護士の著書中の記述だが、裁判で裁判官が偏向して不公正であるため、素人は被害者意識を持ちやすいが、悪意ではなく裁判官が社会一般の常識を知らないどころか法律すら間違った知識を持っている場合があるので、そこを取り違えないようにすべきだということだ。

 なるほど、裁判官が不公正とは限らず誤っているとしたら、それを正すよう訴訟で注意するべきであるのに、裁判官が悪意だと思い込んでいては正すことができなくなる。ここは要注意である。いくら不公正な裁判官が少なくないとしても、だ。

 これは同時に、弁護士も同じということになる。


 実際に間違った知識を持つ弁護士がよくいる。

 同じ制度で法曹資格を取得したのだから当たり前である。資格を取得した後、裁判官と検察官は宮仕えして怠けているが、在野の弁護士は精進しているかと言うと、そんなことは全くない。

 ここが医師と違うところだ。医師は免許を取得した後も専門の勉強をしている人が多いのに対して、弁護士は資格を取ってしまえば勉強しなくなる。



 お粗末な弁護士は多い。

 社会一般の常識や教養が乏しい人はもちろん、専門である法曹すら平気で間違う弁護士に出くわして驚き呆れたという人の話を聴いたことがあるだろう。新聞の記事になったこともあるのだから。

 ひどいもので、司法試験どころか学部の卒論ですら不可を食らう話をしたり、六法全書を引きながら間違えたり、というのが弁護士の実態である。

 
 
 
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