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​炬火 Die Fackel 

  • 執筆者の写真: 井上靜
    井上靜
  • 2024年6月17日
  • 読了時間: 2分

 LINEは役に立つのか。

 これは日本で七割ものネットユーザーが使っていると言われる。しかし、アプリケーションをダウンロードしてアカウントを登録したものの、まったく使っていない人もいる。自分も、そうである。



 漫画の中で、家族や恋人とやりとりしているのがあった。

 そこで夕食の献立はどうするのかなど便利そうにしていたり、女性から好意を持たれた男性が連絡について「LINEやってないけど」と言ったりしていた。

 それだけ、使う人と無関心の人とがいる、ということの反映だろう。


 よく解らないのは、LINEならではの便利さというもの。

 これは、Eメールのやりとりと違って会話がチャットのようになるから日常的な感じがして良いということで、しかし、それだったらバツ(エックスとも言う旧ツイッター)だって同じ機能があり、そんなに変わらないような気がするのだ。

 どうなのだろうか。ここが素晴らしいなどと思うことがあったら、ぜひ教えて欲しい。


 ちなみにSNSとは便利だが奇妙なこともある。

 前に友達と久しぶりに会ったさい、何か月かぶりだと思ったら実際には何年かぶりだった、なんてことがあった。SNSで毎日のように顔を合わせるようにしているため錯覚したのだった。

 ただ、会って一緒に飲食せずとも自宅でそれぞれ飲食しながらSNSで話せば楽だし安上りだし終電を気にしないでいい、というのは結構なことではある。飲食店は困るだろうけれど。

 
 
 
  • 執筆者の写真: 井上靜
    井上靜
  • 2024年5月18日
  • 読了時間: 3分

 『がくらんエレジー』というマンガがあった。

 これは七十年代の後半に少年誌に一年間の連載だった。描いているのは弘兼憲史で、彼が漫画家として初期だった頃の、おそらく唯一少年漫画だったと言われている。

 なんでこの漫画の話題を取り上げるのかというと、前にここで話題にした「高校で留年している生徒と仲良くするのは避けるべき」という問題と関連しているからだ。



 さて、このマンガには主人公に実在するモデルがいる。

 その、自身で書いた自伝が原作ということである。この人は後に医師になったらしいが、もともと医学部を志望していて学校の成績は良いものの喧嘩っ早い性格で、それが原因で高校を退学処分になってしまい、翌年に他の高校を受験したら、前歴にもかかわらず成績優秀ゆえ合格して、一年生からやり直しする形で入学する。そこが物語のはじまりであった。

 そして親友も彼女もできるが、そこで色々ある。


 まず彼女が不良にからまれたことで、また喧嘩する。

 それは仕方なかったが、その時の彼の顔つきに彼女は「怖い」と言う。喧嘩して気が立っているから当然の部分もあるけれど、彼女は助けてくれた彼の方に怯えてしまう。これを気にして、彼は兄と一緒に銭湯に行ったさい、鏡で自分の顔を凝視して考え込んでいたら、兄が「自分の顔を見て良い男だと感心しているのか」と揶揄われてしまう。それで兄に自分の顔は怖いかと訊く。付き合っている女の子に言われてしまったのだが、と。それで兄が言うには、そんなこと普段は無いが、たまに感情的になってカッっとした顔が、身内でもゾッとすることがあると指摘した。

 そのさい、兄が弟の付き合っている女の子に興味を持ち、見てみたいから紹介しろと言う。そう言われて軽い気持ちで「いいよ」と言った。


 ところが、彼女に「兄貴と会ってくれないか」と言ったところ、彼女は難色を示す。

 付き合い始めて間もないのに相手の家族に会うなんて困るということだ。彼は自分と家族を信用してもらえないのかと怒って「もう頼まない」と言う。

 これを親友に窘められる。家族に会うのは公認の仲になるということだから、どうしても慎重にならざるを得ない。色々な影響があるので女の子が心配するのは当然だ、と指摘される。これを彼は納得できなかったが、親友は言う。「女性は自己保身本能が強いから仕方ない。俺は姉妹がいるけれど、お前には兄弟しかいないから解らないんだ。それに比べたら俺の方が女のことを知っている」

 この親友との関係について、一部の教師は年齢差から親分子分の主従関係のようだと悪く受け取っていて、彼に嫌味を言うこともある。しかし実際には対等の関係で補完し合ってもいる。

 この漫画のように、能力ではなく個性が強すぎるのが問題であるなら、気が合うなら付き合って有益だ。


 それと、ただの落第生では意味が違う。

 だから前に話題にした、自分が高校で悪意ある教師から同じ組にされて世話を押し付けられた落第生は、高校生にもなって、しかも年齢は一つ上なのに、発育障害で頭の中が小学生だから、ちょっと女子と会話しているだけで邪魔に入り、小学生の男子が言うのと全く同じ調子で「女の子と話すなんて、おかしいでしょう」と言う始末であった。

 あと、同じ悪意ある教師のため、他の落第生の世話を押し付けられた人が犠牲になって、その人はもっとひどい目に遭っていたこともある。それで留年生に優しいと言われた偽善者の鏡のような教師だった。

 だから相手次第だけど、教師が反感を持つ関係ならむしろ良いこともあり、教師の都合で出来損ない落第生を押し付けてきた場合は、教師がそういう態度を取るから気づかないといけないし、気づいたら強硬になってでも留年している生徒とは関係を断つか距離をおくべきである。

 
 
 

更新日:2024年4月8日

 前に、こんな体験談を紹介した。

 高校に間違って入ったものの勉強に全くついていけず赤点をたくさん取って留年となった男子がいて、その原因は発育障害だった。それで当人は退学して働くと言ったが、親から「頼むから高校だけは出てくれ」と懇願されたという、よくある話であった。

 そして、高三の末期には、なんとか単位を取れるくらいになって、卒業できた。その人は良いが、こっちは一年生と二年生で同じ担任の教師に、世話を押し付けられたのだ。そして嫌なのに三年間同じ組にされてしまったのだ。そして何かと脚を引っ張られて大迷惑であった、これは担任の教師が出来損ないの落第生をなんとかしようとしてのことだったが、その世話を押し付けるとはひどすぎる。



 この担任は、他の生徒にも同じことをしていた。

 それは二年生の時に赤点で留年した男子がいたさい。この人は目つきが怖かった。正直、はじめて見たときはゾッとした。不良っぽい人だったが、そのためなのかは解らない。とにかく、二年生の時に真面目にやってなかったことは間違いない。

 そして二年次をダブった。この時、同じ組の男子が、仲良くしていた。そして落第生の方は今度こそという気持ちがあるけれど、仲良くしている方はよく解らないので、ただ付き合っているうちに成績がひどいことになってしまった。

 そして留年していた方は三年生に進級したが、付き合っていた方は落第してしまった。


 この落第に気づかず、三年生として接した。

 「どうせ俺は二年生だよ」とふて腐れて言った。それで、こいつはダブっていたのかと知った。その時は自業自得だと思った。

 しかし、考えてみると、連続して留年生を抱えた教師が、その対策として犠牲になる生徒をあてがうという手法を連続してとっていたのだから、この教師は悪辣であると後で気づいた。あと、他の教師が自分にだけ、なぜか試験の採点や出席日数で甘くして成績を一つ上に付けてくれたけれど、そんなこと教師から気に入られていた生徒でさえなかったのに、嫌われていた自分にしてくれたのは、御礼とか褒美の感覚だったのだろう。


 担任教師は、その悪辣なやり方で他の先生から嫌われていたのかもしれない。

 それで、別に留年する成績ではなかったけれど余計な苦労を強いられていたので、実際より一つ上の点を付けてくれた。そう考えると納得できる。そして、それを言われるのを避けたかったのだろう、その教師は、話しかけようとしたら逃げ去ったことがある。最低の教師であった。

 しかし、落第生の親は、最高の教師だと絶賛と感心であった。


 結論。気の毒だが、留年している奴と仲良くすることは避けた方が賢明だ。

 
 
 
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