警察の地位および警官の言葉を録音する方法について
- 井上靜

- 2021年10月5日
- 読了時間: 2分
警察官の階級で、現場に出る最も高いのは警部補である。
これは実際に警部補の人たちに訊いたら、全員がそうだと言った。警部になると管理職だから現場に出ることはまずない。
これが、怪人二十面相を追う中村警部や、ルパン三世を追う銭形警部は、怪盗の逮捕に拘って現場に出ているから、他の事件には関与していない。銭形警部は原作の設定だと東大法学部卒のエリート・キャリアだから警察署長になっていてもいいはずだけどルパン三世を追いかけて血眼ということ。
だから、そうでないのに現場に警部が出ている刑事ドラマは非現実的だ。例えば『太陽を盗んだ男』の菅原文太ふんする「山下警部」とか。そういう認識が浸透したのか、その後は刑事ドラマで現場に出る最高位は警部補になっている。ベテランになってからの渡瀬恒彦とか。若い頃はマッドポリスだった。
ところで、ある警部補が、公務執行の妨げになるからと録音を制止できると言っていた。
しかし、例えば携帯電話を通話したままでいて、その相手が興味をもって録音していただけだと言うことができると指摘したところ、こちらの悪知恵でいつもそうしているのではないかと疑っていた。

しかし、これはジョン-グリシャムの小説に出てくる。FBIの捜査官が弁護士に向かって「口実を作って逮捕することもできるんだぞ」と脅しているのを、弁護士の携帯電話から通話の相手が録音していたという場面がある。これなら取り上げることもできない。
それで結構ポピュラーなはずである。
この話を寺澤有氏にしたら、その方法は、通話し放題の料金プランが出来てから容易になったと言っていた。
なので、警官の暴言や問題発言の録音を「隠し球」として持っている人は、かなりいるはずである。



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