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裏金づくり告発も追及も迫害され周囲も巻き添え

  • 執筆者の写真: 井上靜
    井上靜
  • 2024年1月19日
  • 読了時間: 3分

更新日:2024年2月14日

 裏金は自民党だけでないというのが前回の話題だった。

 検察も裏金づくりの内部告発があって、内部告発者が弾圧されている。警官も自衛隊も、みんなある。組織が秘密主義であるほど酷いのはむしろ当然である。


 かつて『交番のウラは闇』という告発本がベストセラーだった。

 これは兵庫県警の内部告発だった。やはり組織の上層部がピンハネしているという実態を、東灘警察署に勤務していた元警官が生々しく語っていた。あの当時、出版社に警察から嫌がらせがあった。出版社は東京にある。もう昔のことだが、ちょうど若い頃に読んだ世代で今は警部補くらいの警官なら憶えている。


 この出版社から本を出している。(ホームページ参照)

 ということで、その本で告発された、その東灘警察署の警官たちが、凄い執念で兵庫県から東京まで来ると、ガサ入れと称して自宅に押し掛けて暴力をふるったのだ。二年前のことだ。

 令状など見せない。あるわけがない。後で問題になったら、提示したと言った。だが、実際には提示せよとの求めに対し、そうしたら鈴木邦男と同じ目に遭わせてやるぞと嗤ったのだった。今は亡き鈴木邦男氏は政治活動への弾圧に対し、捜索令状の提示を求めたことで公務執行妨害を口実に逮捕されたのだ。


 裁判で追及したら握り潰された。

 そのため法廷に傍聴人が入れないようにした。鈴木秀夫という裁判官が、警察の側に、記者や議員が法廷に入らないようにするから「どうぞ、ご安心ください」と言った。これについて知り合いの弁護士が、鈴木秀夫を修習の時から知っているので、いかにも彼らしいと言っていた。一年前のことだ。

 これを別に裁判で追及したら、三角比呂というヒラメ判事として名高い裁判官が「それでも猫の子一匹入れない状態だった証明はない」「市民が憲法に則って公正な訴訟を妨げられたなどと裁判官を訴えるなど言語道断」という判決を、まったく審理をせずに言い渡した。 

 そのとき三角比呂はヘラヘラと笑っていた。


 かつて辻元清美議員が秘書給与を事務経費に使って問題になったことがある。

 これは不適切だったからと返還するため、出版社を経営する知人から借金したと言っていたけれど、それが上記の出版社である。この時も、不正とはいえ辻元議員が逮捕までされたのは野党議員だったからだと言われたものだった。同じころ、やはり自民党では桁違いの不正があったのに咎めなしだったから。



 そして、他に何らかの事情があって、同出版社から著書を出しているが昔からの付き合いも無ければ本一冊の出版以外には全く付き合いが無いという筆者に迫害を加えることで圧力になると考えたらしい。ただし、そんなこと最初は言って無かったのだ。

 ところが、議員か議員の取り巻きが来て話を聞かれては不味いとか、もしも議員当人が来るとマスコミも来るかもしれないとか、そんなことを後から言い出し、それを受けて、そうならないようにすると裁判官が警察の側に言ったのだった。

 どう考えても裁判官の誇大妄想であり、そもそも警察としては警官の個人的な思い込みによる非常識でしかなく、まさか追及されるとは思ってなかったのだろう。


 「裁判所の裏も闇だった」

 辻元清美議員が議員になる前のことだ。例の警察の盗聴事件で、裁判所が屁理屈をこねて警察をかばったことについて言った。「交番のウラは闇だと本を読んで知っていたが、裁判所のウラも闇だった」と。

 しかし、無関係の者と政治家をコジツケるなんて無茶苦茶を警察と裁判所がやらかしているのだから、実に低水準な日本の司法である。

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