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蓮舫を侮辱した朝日新聞の今野忍

  • 執筆者の写真: 井上靜
    井上靜
  • 2024年7月23日
  • 読了時間: 2分

 蓮舫を侮辱した朝日新聞の今野忍。

 これが内容はもちろん言葉づかいまで、とうてい大人が公然と言えるものではなかった。それで会社から注意されたらしい。おそらく、怒って朝日新聞の購読を解約したと言うたちがいて、結構な数のようだからだろう。


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 この人は安倍晋三とべったりだった。

 その手を組むツーショット写真が、問題発言のさい曝されていた。政治部の番記者をしていたので馴れ合い癒着したようだ。そして安倍晋三を持ち上げていたが、統一教会との関係について、怨恨からの元自衛官による銃撃事件が起きるまで自民党と統一教会の関係をメディアが知らなかったと言って呆れられもした。

 ほんとうに知らないにしても恍けているにしても、お話にならないことだ。


 かつて筑紫哲也が朝日新聞に居た時、統一教会の告発キャンペーンを張った。

 前から共産党は統一教会・勝共連合の批判を機関紙などで展開していたが、朝日新聞が発行していた『朝日ジャーナル』で編集長をしていた筑紫哲也は、有田芳生などを起用して追及の記事を毎週のように掲載し、この時、大学では原理研という統一教会の運動組織が活発で学生たちは不気味に思っていたから、大学生が主な読者の『朝日ジャーナル』の記事は話題となり、売り切れて返本無しの完売が続いた。


 また新右翼の論客として注目されていた鈴木邦男も参戦した。

 そもそも知る人ぞ知る状態だった鈴木邦男が一躍有名になったのは、筑紫哲也が『朝日ジャーナル』の編集長対談に呼んだからだ。カラーグラビアのページに、ニューアカデミズムの浅田彰や中沢新一などに続き登場して驚かれた。そして鈴木邦男の話が面白かったので注目された。

 それいらい右翼活動家が朝日新聞に押しかけて自分も取り上げろと迫ったり、『週刊朝日』と揉めた野村秋介が朝日新聞の社長室で拳銃自殺したりと、騒ぎが続いた。

 そして統一教会の問題で鈴木邦男は筑紫哲也から右翼としてはどう思うかと質問され「その挑発あえて乗ろう」とし「真の愛国主義運動は、自国の文化への愛着や尊重が必要で、それを反共で韓国のカルト宗教と手を組むのは堕落だ」と喝破していた。


 鈴木邦男が指摘を踏まえて見たらどうなるか。

 しょせん、安倍晋三など自民党の政治家たちがやっているのは愛国ゴッコ・似非愛国でしかないだろう。

 その安倍晋三を持ち上げながら、自民党と統一教会の問題を知らないと言っているのが、なんと現職の朝日新聞記者である。想像を絶するというのが適切な言葉だろう。

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