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  • 執筆者の写真井上靜

舞の海が左をさす

 かつて、テレビ番組『大相撲ダイジェスト』でのこと。

 アナウンサーが「舞の海、うまく左を挿しましたね」と言ったら、解説の年寄は「挿させるのが悪いんです。舞の海は左を挿さないと相撲が取れないんですから」

 相手の得意技というより唯一できることを解っているはずなのに、それをやられるなんて、勝ったほうが上手だったのではなく、負けた方が下手だったということだ。


 舞の海は引退したら政治的に左を挿したのではなく刺したつもりのようだ。

 前から、舞の海がウヨっていて、あれは商売だろうと言われている。引退したスポーツ選手が他にスキルもないから道化師を演じるなんてザラにあることだ。そして舞の海は学生相撲の出だから、その程度の知恵なら所有しているのだろう。



 学生相撲出身の力士が引退すると、すぐ相撲協会の役員になる。

 たかが大学を出たくらいで今時そんなのは他に殆ど無く、それくらい相撲界には頭の悪い人が多いのだ。

 そう述べたのは、あの先に話題に出した性格俳優であった。彼は外交官になるつもりで東大に入ったが戦争になって外交官なんて不要だと学徒動員され、もう戦争に負けそうだということで軍隊の中はヤケクソとストレスで暴力や虐待が蔓延っていた。

 そういう、戦争とか国家とか色々と考えさせられる体験をしたからハッキリ言わせてもらうが、日の丸と君が代をあんなに有難がっているのは相撲界だけで、スポーツばっかりで勉強しないから権勢に媚びるだけでなく、時代遅れの価値観を自分がこだわるだけならともかく他人にも押し付けようとする。

 という話だった。


 それにしても、あれで幾ら貰えるのだろうか。

 どう見ても舞の海は信念からの言動ではないから、それなりの報酬があるからやっているのだろう。

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