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米山隆一議員が禁酒と喫煙で出場辞退をする選手を擁護する事情

  • 執筆者の写真: 井上靜
    井上靜
  • 2024年7月26日
  • 読了時間: 2分

更新日:2024年7月26日

 法律とチームの規則を破って飲酒と喫煙をした女子選手を米山隆一議員は擁護した。

 出場辞退の撤回を訴える運動をしたいくらだと言うので、国会議員であり、もともと医師かつ弁護士である人とは思えないという声があがっていた。

 もちろん、スポーツ界のルール遵守に比べて法曹界の法令遵守は無茶苦茶であるし、医者の不養生と昔から言うように建前として健康について知っているけれど本当の理解はしてない。これは周知とか常識とかの域であるから今さら言うまでないことだ。


 ここで、米山隆一議員のような真面目な秀才が甘いこと言うのは何故かという疑問がある。

 これは、出場辞退に追い込まれた選手について問題になっていたことと共通点があるはずだ。この選手は主力でありチームのキャプテンという立場だった。それが自宅でコッソリなどではなくスポーツ施設内で禁止されている行為に及んだから問題にされたし、そこには特別扱いされる立場にいるという驕りがあったのではないか、そうでなければやるわけがないし、だからこそ、そこで発覚したことに甘く対応しては示しがつかないということになったはすだ。

 実はガリ勉の優等生は飲酒と喫煙について不良やヤンキーと同じである。

 ただし、優等生だから不良とは事情が違うということで大目に見られている。エリート予備軍だから、万引きしようと世間も警察も実に甘くて特別扱いである。これでは飲酒と喫煙なんて全く問題にならない。

 その延長線上で、医学生や医師がセクハラや性的暴行をしようとお咎めなし、弁護士の不祥事に対して弁護士会でも裁判所でも甘いどころではない。


 この感覚が米山隆一議員には染み付いているはずだ。

 しかも医師と弁護士の二枚重ねである。最近は厳しくなったスポーツ界の規則遵守など理解できるはずがない。また、主力選手だから特別扱いされて当然だと思っていたのではないかという行為について、それで当たり前だと思うはずである。

 つまり、だらしない医学界と法曹界と最近のスポーツ界とは違うということが、理解できないから、あんな程度の低い擁護を平然とできてしまうのである。

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