紙の辞書がパソコンと同じ机上に
- 井上靜

- 2023年4月8日
- 読了時間: 2分
あれは角川書店の弟のほうも逮捕されたという時だった。
かつて、顔は似ていても仲の悪い兄が弟を追放して社長だった当時、角川書店の辞書をいくつか買って使っていたが、同級生からコケにされたという思い出だった。
その同級生は勉強の仕方に凝っていて成績も良いほうだった。それで辞書について「角川書店の辞書なんか駄目」と。角川映画は宣伝で話題作りしているだけで内容が伴っていないと言われるのと同じだ、と。
その当時は他人の持ち物にケチをつけて失礼だと思った。
ところが、後から実感した。角川書店の辞書は先ず安価であり、そのうえ装丁が洒落ている。だから年少者はつい手が出る。
しかし使い易さや内容の充実となると、辞書を主力商品としている三省堂や岩波書店、学習書を専門にしている旺文社や学研、などに対して明らかに劣る。
そもそも角川書店は辞書も扱っているという会社であり、だから装丁に凝り値段も安くして売っているのだろう。それで初心者なら何でもいいかというと違い、初心者こそ質が大切という部分で角川書店の辞書は決して良いとは言えない。
六法全書は改定があるので頻繫に買い替える。
法学部で教えている人など毎年買い替えていると言っていた。では言葉だとどうか。これも時代で変化する。また、時事問題の変化による影響はもちろん、手紙の作法のところで今は当たり前のようにイーメールのことも載っているなど、言葉づかい以外のこともある。
すると、紙の本ではなくネット検索で済ませればいいじゃないかと言う人がいるけれど、やはり本で調べることには様々な利点がある。
あと、何でも進歩するものだが、辞書も昔と違って良く出来ていて、今の中学生・高校生などが羨ましい。
それで机上はパソコンの隣に辞書がある。
特にミッキーマウスの和英辞典は内容が良いので買ったが、ミッキーマウスも嬉しく感じる。なぜなら中学一年生のときに最初に使った英語のノートは貰い物でミッキーマウスが付いていたからだ。





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