米山隆一議員のトリック論法
- 井上靜

- 4月23日
- 読了時間: 2分
減税にヒステリックな反対をする立憲党。
それが「ザイゲン」「ザイゲン」と紋切り型の言葉使いと中身の無さだから、当然のこと呆れられている。これは、かつて、もう何十年も前のことだが、消費税の制度が強行されたさいに批判された自民党側の人達が言っていることのゾンビ復活である。
これで、よく恥ずかしくないものだと不思議でさえある。
ここで党に盲従するのが米山隆一議員である。
すぐに辞めるはめになった知事の経験を基に、経験は短かかったけれど、それによって税収の大切さが良く解ったと言っていた。よく言うよ、というのが正直なところだ。
これでは、青春時代に受験勉強ばかりしていて、いい年こいたオッサンになってから出会い系でひっかけた女性を金で買って、その程度の経験でナンパも恋愛も解ったと言っているのと同じである。

ここで米山隆一議員が御粗末なトリック論法を開陳していた。
消費税が経済に悪影響しているという話に対して、今は物価が上がっているので、ここで消費税を全廃したとしても三年前の物価水準に戻るだけだから、それで経済が活性化するなら三年前に活性化しているはずだから、消費税を廃止しても経済が活性化することは無いと説く。
いちいち解説するのも馬鹿馬鹿しいが、要するに米山隆一議員が解くことは、消費税の制度が存在することによる影響と、他の原因による結果としての数値とを、すり替えているのだ。
こんな御粗末みっともないと気づかないのだろうか。
まさか市民を騙せると甘く考えていないだろうか。



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