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  • 執筆者の写真井上靜

立憲党は自己否定したから解党するべきだ

更新日:9 時間前

 共産党の田村智子委員長が「野党共闘の条件が損なわれた」と発言した。

 これは立憲党の野田新代表の発言を受けてのことだ。共産党は立憲党とは政策が異なるけれど、立憲主義に沿った政治をしないといけないから、選挙で野党共闘して立憲党の候補者を応援した。

 ところが、立憲党の野田新代表は、それを反故にする意思を明言した。だから条件が損なわれたというのは当然のことだ。



 ということは立憲党の屋号も降ろすべきだ。

 そもそも、立憲主義を尊重しない自民党などに対して、民主党の残党たちが立憲党と名乗って結党したはずだ。そして一度は政権交代したが長続きしなかった反省とともに再び政権交代を目指すと標榜していた。

 ところが、政権交代をぶち壊したのが野田首相であり、そんな人が厚かましくも立憲党に入ってきて新代表になり、これまで標榜していた立憲主義の尊重を否定すると言い出した。これは野田新代表が勝手に言い出したのではない。そういう人であると解っていて、それに投票した立憲党員たちが最も多かったということだ。

 こうなると、野党共闘の条件が損なわれたというだけでなく、立憲党は屋号を降ろすべきで、別の政党になるか解党するかしないと道理が通らない。


 これは立憲党の全党員による意思とは思えない。

 やはり外部からの働きかけであるし、それを圧している勢力が小沢一郎ら元は同じ穴の貉だった人たちである。

 なんであれ、いちおうの手続きはとっていたとしても、ここまで勝手なことを新代表とその取り巻きたちでやってよいことにはなならない。それでもやってしまうのだから、共産党の田村委員長は「野党共闘の条件が損なわれた」と言ったのだし、その前から新選組の山本太郎代表も言っていた。立憲党の個々の議員たちには頑張っている人たちがいるけれど、党の組織全体が駄目だという趣旨であった。


 その前には、共産党を立憲党のような不誠実な組織にしようという策謀があった。

 そうしてやろうという一部の共産党員が叛乱を起こし、「ジャーナリスト」を名乗り、党員でありながら敵対勢力と堂々と組み、党内で話し合いなど一切せず勝手な活動と発言をして、共産党を共産党でなくしてやると息まいてマスコミに注目されていた。

 それで当然ながらとその党員は除名された。どの党でも同じことになる。それなのに、共産党崩れの立憲党もと議員の有田芳生が「由々しき事」と外野から勝手なことを事実も踏まえず言い、同じような「ジャーナリスト」の今井一が「共産党激震、党の改革を提案した党員をいきなり除名」と事実に反する話で共産党攻撃に便乗していた。表向きは反自民でいるけれど、こういう所で本性が現れるのだ。 


 つまり、反自民を標榜して実は自民党と同じで、野党共闘を主張しながら実は自民党と同じ自分らに合わせろと言い、それでは反自民ではないから協力できないと批判されると、お前らは自民党を利していると言って非難する。

 こんな手口に引掛けられる人は、もう非常に少ないだろう。それにしても、共産党を内部から共産党でなくしようという策謀に続き、立憲党を内部から立憲党でなくしようという策謀、実に執拗である。そして共産党に対しては失敗したが、立憲党では成功してしまったということだ。

 だから共産党も新選組も、立憲党を見限った、ということだろう。


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