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熱海で起きた山崩れと田舎のゴミ捨て場

  • 執筆者の写真: 井上靜
    井上靜
  • 2021年7月17日
  • 読了時間: 2分

 先日、熱海で山崩れがあり、居合わせた人によって撮影された動画から、その凄い勢いに多くの人たちが驚いていた。

 この原因は、山の中にゴミを埋め続け量的に土地の限界に達した結果だと言われている。

 この事件について、あるレポートは地方社会の問題を指摘していたが、これを読んだ米山もと新潟県知事は、ゴミは処分したあとで埋め立てるしかないことを地方の知事をやって実感したと述べていた。ただ、ここでそのレポートについて見解が「シニカル」であると評価していた。

 しかし、これは決して皮肉ではなく、田舎の度し難い現実である。


 昔から今まで、田舎の人という者は、どんなことに対しても社会的な問題意識は全く持っていない。

 過日、ゴミを所かまわず散らかす人が埼玉県の山奥の出で、そんなふうに社会常識のマナーやエチケットを守らないと田舎者だと笑われ軽蔑されると注意したら、そんなのは「いい子ぶっている」奴の言うことだと侮蔑的に言われた。

 では、自分が他人からされて嫌なことは、他人に対してやってはいけないというくらいのことは解るだろうと言ったうえで、だから自分家の敷地で他所者に同じことをされたら嫌だろうと説得をしようとしたが「俺だったら敷地にゴミ捨てる穴を掘っておいてやるよ」と大真面目に言い、そのうち満杯になるし、有害廃棄物なら土壌汚染や水質汚染で健康被害もあるじゃないかと言うと「そんなこと、気にしなければいいんだよ」である。



 これは、その人が、たまたま無見識であったのではなく、その界隈の出身者は、ほとんどこんな調子である。

 ところが、米山もと新潟県知事は、都会しか知らなかったのか、あるいは解ってはいるけれどまた選挙に挑むつもりらしいので、あまり田舎者をこきおろすことはしたくなかったから、レポートをシニカルと評したのかもしれない。



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