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清水ただし元衆議院議員の問題発言

  • 執筆者の写真: 井上靜
    井上靜
  • 5月9日
  • 読了時間: 2分

更新日:5月9日

 お笑い芸人出身の元衆議院議員(共産党所属)の発言は問題だ。


 「日本共産党は今の中国について社会主義・共産党主義だとは見ていません」


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 ということは、毛沢東の時代でないと、社会主義・共産主義ではないということになる。あの当時、日本共産党は中国と険悪になっていたはずだが、それでも今と違い昔の中国は社会主義・共産主義ではあったということになる。

 そのうえで、今の中国が日本に対して圧倒的に経済的・技術的な発展をしていることが社会主義・共産主義じゃないということであり、それを否定する日本共産党は、日本の経済的・技術的な発展を否定していることになる。

 つまり日本共産党員が自党の理念を否定するも同然の発言をしたのだ。


 また、元議員は、香港の「民主化運動」に対する人権・自由の弾圧が特に社会主義・共産主義とは真逆のふるまいだと言っている。

 その香港の件は西側のプロパガンダであり、それを無検証に受け容れているのはマヌケだと既に指摘はされているが、それより滑稽なのは、そんなことを言ったら社会主義・共産主義なら自由・人権が自動的に実現するという甘い考えに至ってしまったり、社会主義・共産主義だから自由と人権は実現されているはずだから不満はありえないという危ない話にも至ってしまうことに、彼は気づいていないことだ。


 もっと問題なのは特定の国を悪魔化する姿勢である。

 そうした悪魔化論法により、その国のしていることだから駄目だというのはヘイトスピーチでしかなく、これは、アジア諸国の協調と有効による平和と繁栄ための努力が実際に行われていることを侮辱して否定や妨害するものである。 

 こんな発言をする人が、次の選挙でまた立候補する予定だそうで、これだから共産党は伸びないどころか退潮著しいのだ。


 この原因は機関紙『赤旗』である。

 経営危機で寄付金を募っていることを商業マスコミに報じられたが、経営難で独自取材が劇的に減少していて、特に海外の報道は商業マスコミの受け売りになってしまっている。

 この堕落した商業マスコミに追従しては『赤旗』の存在意義は無いし、それを機関紙は党中央委員会の発行ということで党員は上意下達で鵜呑みにする義務があるから、この惨状となってしまっているのだ。


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